AIやIoT、クラウドに代表されるデジタル技術の進化により、企業で取得・活用可能なデータが増大しており、アナリティクスに対する注目度が高まっています。
これまでも、データに基づく意思決定高度化などでアナリティクス技術は活用されてきましたが、近年は単なる意思決定支援だけではなく、分析結果に基づく業務の自動化や新サービスの開発など、新たな競争力の獲得が期待されています。

ビジネスアナリティクスの実践

NRIは独自の分析プラットフォームを活用し、企業の実態(データの質や量、これまでの活用レベル)にあったデータの活用構想から体制構築、業務実証(PoC)、本番業務・システム導入、アナリティクスの自走化に向けたケイパビリティ獲得をトータルで支援し、ビジネスアナリティクスを活用した業務プロセス改革の実現を支援します。

ビジネスアナリティクス

アナリティクステーマ実行支援

アナリティクステーマ推進のためのプロジェクト管理ノウハウをNRIが提供し、確実な実行をサポートします

NRIの業務コンサルタントとデータサイエンティストがアナリティクス推進活動のPMO役としてサポートし、アナリティクステーマの創出~PoC企画・実行・評価~業務・システム導入を牽引します。

個別のアナリティクステーマを自社リソースだけで推進するのが容易でない場合は、NRIのデータサイエンティストが各テーマを伴走し、お客様の業務メンバと一緒になって取り組みを進めます。

アナリティクステーマ実行支援についての図
アナリティクステーマ実行支援についての図

個別テーマ支援では、実際にデータ分析で得られるファクトに基づき、仮説検証を繰り返す活動を伴走します

企業の持つビジネスアナリティクス仮説に基づき、NRIのデータサイエンティストがお客様の現有データを使ったデータ分析を実施します。NRIの提示する分析結果や、分析結果に基づく新たな仮説をベースにお客様のプロジェクトメンバとディスカッションし、業務でのデータの活用仮説を具体化していきます。

本サイクルを数回まわしてデータ分析結果に基づく仮説検証を繰り返すことにより、実現性の高いビジネスアナリティクスの導入仮説やシステム要件、データ要件を短期間で整理することができます。

アナリティクステーマ実行支援ついての図

アナリティクス実行体制整備

アナリティクスの実践には、実行体制の整備が欠かせません

アナリティクス専門組織を立ち上げたり、分析基盤を作るだけでは、ビジネスアナリティクスの推進はままなりません。具体的には、自社のデータ活用レベルに合わせた分析組織や人材、データマネジメント、分析基盤・ツール・データの整備などからなる実行体制を整備する必要があります。

NRIは、これまでのアナリティクス支援の実績をもとに構築したフレームワークを活用し、お客様の実態に即したアナリティクスを支える実行体制整備を支援いたします。

アナリティクス支援に関するグラフ

実際の分析活動の伴走と合わせ、アナリティクス実行体制の整備活動をリードします

アナリティクス組織・人材の要件やデータマネジメント要件、データ分析基盤要件は、アナリティクステーマの数や各テーマの実現難易度、保有するデータの質・量など企業によって異なります。

特にアナリティクステーマの難易度やデータの質は、実際に分析して評価しないとみないと判断が難しいため、実行体制の立ち上げ当初は、実際の分析活動と並行して整備を進めることが効果的です

アナリティクス支援に関する図

データ分析プラットフォーム

小さく始めて、大きく育てるアナリティクス実行環境を提供

アナリティクスの実行環境をお持ちでないお客様には、NRIのデータサイエンティストが利用するデータ分析プラットフォームをお使いいただくことが可能です。

本プラットフォームは、利活用するデータボリュームや現行環境に応じてサービスモジュールを組み合わせて構築する構成といたしております。このため、アナリティクスの導入初期段階では最小スペックで小さく始め、データ利活用の進度に合わせて環境を成長させるなど、お客様の状況に合わせて適切なコストでアナリティクス実行環境をお使いいただくことができます。

また、CISに準拠したセキュリティ設定や、データを適切に管理、運用し、セキュリティを維持するデータガバナンスを強化した設計により、安全安心にお使いいただけます。

アナリティクス支援に関する図
アナリティクス支援に関する図

よくある質問

データ分析の専任チームを作って活動していますが、なかなか成果が出ません。

データ活用で成果を出すには、組織を作るだけでなく、データ活用を“実践”するためのケイパビリティ獲得が必要です。
NRIは、データ分析チームに伴走して「テーマ創出~PoC企画・実行・評価~業務導入」にいたるデータ活用全体をリードし、早期の自走化実現を支援します。

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アナリティクステーマ実行支援

社外の分析研修などに多数の社員を参加させていますが、分析人材の育成が進みません。

研修用のデータはきれいで扱いやすいものが多く、研修で分析スキルを身につけて自社に戻っても、自社のデータではうまくいかない、ということが多々あります。
NRIは、実際にお客様が抱える企業課題や、お客さまの実データを用いて研修プログラムを作成し、必要な分析スキルの習得を支援します。

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アナリティクス実行体制整備

データ分析を行いたいのですが、必要なデータがどこにあるかわかりません。また、データの品質が低いため、ビジネス効果を得られる分析を実施できていません。

データを使いこなすには、あらかじめ質の高いデータを集めて蓄積しておき、データを使いたい社員がいつでも安全かつ効率的に使えるよう、データ基盤や分析ツール、スキル・ノウハウなどを提供する仕組みづくり(=データマネジメント)が必要です。
データマネジメントに関する独自のフレームワークやベストプラクティスを用い、企業のデータ活用を支える環境構築をご支援します。

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絵に描いた餅にしない!データをビジネスに活かすデータマネジメント整備のポイント

NRIの強み

幅広い業種・テーマにおけるアナリティクスサービスの提供実績

アナリティクスを業務に適用し効果を得るためには、自社が取り組む新業務・サービスの「ビジネス設計」と、自社の現有データと活用可能な分析技術を使った「データ分析設計」、業務適用時のデータ処理を行う「システム環境設計」を同時に推進する必要があります。

NRIのシステムコンサルティング事業本部では、各業界の業務・システムを熟知したシステムコンサルタントと、さまざまなアナリティクスプロジェクト経験のあるデータサイエンティストの混成チームにより、幅広い業種・テーマに関するアナリティクス導入を支援しています。

アナリティクス自走化のためのケイパビリティ獲得を支援

ビジネスアナリティクスを推進するには、データ分析人材やデータ分析システムを揃えるだけでは十分ではなく、ビジネスアナリティクスを支える「分析組織・人材」「データガバナンス・マネジメント」「分析基盤・ツール・データ環境」などを総合的に整備する必要があります。

NRIは、多くの企業のビジネスアナリティクスの実践を並走支援してきた経験・ノウハウを活用し、アナリティクスの実行支援だけでなく、企業がビジネスアナリティクスを自走化するためのケイパビリティ獲得を支援します。

NRIの分析プラットフォームを活用した「小さく始めて、大きく育てる」アナリティクス導入

ビジネスアナリティクスの推進には、データの収集~蓄積~分析処理~結果活用を行うアナリティクス実行環境が欠かせません。しかし、ビジネスアナリティクスの導入効果が不明確な初期段階では、どのレベルで実行環境を準備すべきかの判断が難しく、過剰投資や二重投資が生じるケースも少なくありません。

NRIは独自の分析プラットフォームを活用し、企業のステージに合わせたアナリティクス実行環境を提供します。取り組み初期のPOC(Proof Of Concept)段階では、NRIの分析プラットフォーム上で分析を実施いただき、業務適用が可能だと分かった場合は自社の業務システムとデータ連携してそのまま業務利用いただくなど、柔軟なアナリティクス導入を支援します。

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