2015年3月10日、5名の有識者をお迎えして、「CSRダイアログ」を開催しました。ダイアログでは、NRIグループの事業、コミュニケーション活動などに対して忌憚のないご意見をいただきました。いただいた貴重なご意見は、これからの経営、CSR活動に活かしていきます。
NRIへのひと言
(五十音順/所属、役職は2015年3月時点)
秋山 をね氏
((株)インテグレックス 代表取締役社長)
SRI(社会的責任投資)のための調査・評価、情報提供を行う会社の代表。CSRに関するさまざまなサポートプログラムも提供
社員一人ひとりが、企業理念の「未来創発」を自分の仕事とどう関連するのかを考えることが大切。仕事の内容に関わらず、その目的や社会への貢献にどうつながっているかを理解して、誇りを持って働き続けることを期待したい。
高畠 知子氏
(日経BP社 出版局長)
NRIのシステム開発に関する書籍の編集者を担当。日経BP社出版局長。
データセンターの仕組みなど、社会の安心に繋がる情報は控えめにせず、もっとオープンにした方がよいのではないか。
ITは常にそれまで社会になかったものを創り出してきた。NRIは今後も先見性と洞察力を活かして挑戦を続け、業界を驚かせてほしい。
田中 秀明氏
(三菱UFJモルガン・スタンレー証券 シニアアナリスト)
1997年以来証券アナリストとして、情報サービス業界の調査を担当。NRIについては、2001年の上場時から継続的にカバレッジ
情報サービス産業界は、労働集約的な産業で、今や成長率も日本の経済成長率程度となった。技術革新が進み、いつか業界ごと淘汰される時代が来るのではないかという危機感を持っている。NRIが率先して変革し、業界全体が地盤沈下しないよう構造改革をして欲しい。
手計 将美氏
(一般社団法人 情報サービス産業協会 事務局次長)
協会において業界の発展を目指し、経営及び技術的な課題等への対応、人材育成などを担当
「失敗が許されない」「セキュリティ」というシステムに対する社会の目が、"チャレンジ"することにブレーキをかける要因となっている。ITソリューション60年の歴史の中で、SIerにとってチャレンジがしにくい環境はあるが、NRIにはもう一度原点に戻って"チャレンジ"をし続けて欲しい。
内藤 えり子氏
(エーザイ株式会社 CJ部 顧客価値情報センター センター長)
同社の薬品を通じた顧客との接点を一手に担っている、CJ部 顧客価値情報センターの責任者。同センターの基盤システムをNRIが構築
NRIには、「信頼できる」「任せて安心」ということを日々感じている。今後は、社員一人ひとりが「相手の立場だったらどう考えるか」をもっと意識して行動すると、さらに良い関係構築ができるのではないかと思う。
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