2016年3月4日、4名の有識者をお迎えして、「CSRダイアログ」を開催しました。ダイアログでは、NRIグループの事業、コミュニケーション活動などに対して忌憚のないご意見をいただきました。いただいた貴重なご意見は、これからの経営、CSR活動に活かしていきます。
NRIへのひと言
(五十音順/所属、役職は2016年3月時点)
上野 真氏
(大和証券(株) 企業調査部 担当部長 チーフアナリスト)
ITサービス市場マクロ及び主要企業の調査分析を担当。技術への知見と20年超の調査経験を活かし、長期の業界動向予想を得意とする。
NRIが海外に進出・拡大するうえではもっとイノベーションが必要。ダイバーシティで言えば、役員の男女比率や外国人比率ではなく、20代の執行役員や70代の現役専門職がいる等と言った"縦のダイバーシティ"を推進し、日本らしいダイバーシティ制度での実現を期待したい。
清末 真司氏
((株)東洋経済新報社 ビジネスプロモーション局 カスタム企画制作部 部長)
電機メーカーを経て、東洋経済新報社入社。出版局で経済・経営関連書籍の編集を担当した後、2015年4月より現職。
新しい制度や仕組みをつくり、網羅的で抜けがなさそうなCSR活動だと思うが、業界のリーディングカンパニーとして、突き抜けた先進的な施策を出していくと、ものすごい発信力になるのではと期待している。そのことで、夢のない時代と言われている社会や業界を明るくして欲しい。
増田 典生氏
((株)日立製作所 情報・通信システム社 ブランド戦略部兼務CSR部 担当部長)
株式会社日立ソリューションズで人財開発部長代理、経営企画部長、CSR推進部長などを経て2015年4月より現職。
ナビゲーション×ソリューションの強みを活かし、情報インフラの先にある社会インフラの提供に資する事業をぜひ広めて欲しい。また、小・中・高校生向けのキャリア教育施策などを通じて、若い人にIT業界の仕事について興味を持ってもらい、夢を与えて欲しい。
水尾 順一氏
(駿河台大学大学院 教授)
資生堂のコーポレートデザイン室課長、同社法務部課長などを経て現職。専門はブランド論、経営倫理論など。
常に新しいことに取り組み、ある意味で新しいモデルとして社会に見せていると思う。今後はさらに、「この業界はかつて"3K"といわれてきたが、今はそうではない」ということをNRIがCSR人権、ワーク・ライフ・バランスといった視点で変革し、実践して欲しい。
- マテリアリティへの取り組み
- 創出する価値
- 価値を生み出す資本
- 経営基盤(ESG)