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知的資産創造 2017年5月号

特集 デジタル時代を勝ち抜く

イノベーションを生み出し続ける中国の新興企業との共創戦略

2017/05/20

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CONTENTS

  1. 中国の新興企業がもたらすライフスタイルの変革
  2. 中国新興企業のエコシステム戦略
  3. 新興企業との共創に乗り出す伝統企業
  4. 新興企業との共創における留意点
  5. イノベーションを生み出し続ける中国の新興企業の取り組みからの示唆

要約

  1. 近年アリババやテンセントを代表とした中国の新興企業は、多数の新興企業や伝統企業のサービスを集約したエコシステムを通じて提供するサービスにより、中国の人々の生活を劇的に変えた。アリババは決済、物流、クラウド、ビッグデータといったビジネスインフラを提供し、テンセントは自らを「万能なコネクター」と位置付け、2社とも自社の強みのある事業領域をコアとして、他事業領域の企業とエコシステムを共創し拡大する戦略に方向転換した。決済、物流、クラウド、ビッグデータといったビジネスとシステムのインフラを提供していくと打ち出した。
  2. これらの膨大なユーザー基盤や先進のビジネスインフラを活用し、ビジネスの変革に乗り出す伝統企業が出始めた。特にマーケティング・販促、チャネル拡大、顧客起点の製品・サービス設計において成功例が多数見られる。ユニクロは、自社の実店舗にテンセントのSNSの集客力と販促・マーケティング機能、アリババのEC機能を組み合わせ、O2Oと物流と利用者の利便性において画期的なビジネスモデルの構築に成功した。
  3. かつて中国の企業は、欧米や日本のビジネスモデルやサービスをコピーして中国内に展開していると揶揄(やゆ)されてきた。しかし、今日では単なる模倣にとどまらず、中国の巨大な市場を土壌として、貪欲に拡大・結合・洗練させて世界をリードするビジネスモデルやサービスを生み出す新興企業が多く見られる。欧米だけではなく、日本企業も中国の新興企業のビジネスモデルを参考にし、場合によっては、提携を通じた自社ビジネス俊敏性を実現するなどの戦略も含めて考えていく必要がある。

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執筆者情報

李 智慧

金融ITコンサルティング部 上級システムコンサルタント 兼 グローバル産業・経営研究室 上級コンサルタント

※組織名、職名は現在と異なる場合があります。

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