CONTENTS
- 国際的な社会課題解決への要求の高まり
- DXが実現する人間活動の可視化
- テクノロジーを活用したSDGsへの貢献
- アナリティクスとの融合が実現する衛星データのフロンティア
- NRIと大学で実施した衛星データを活用したSDGsへの貢献に関する研究
- 企業経営に求められるSDGsへの貢献
要約
- 企業活動において、カーボンニュートラルの実現や貧困の解決、多様性への配慮や人権問題の解決、サステナビリティの担保、感染症への対策など、地球規模の社会課題解決に向けた貢献(SDGsの実現に向けた行動)が強く求められている。
- センサー開発やデータの分析といったデジタル技術によるDX(デジタルトランスフォーメーション)時代の到来によって、人間が関与する経済・社会活動の変化をより正確に把握できるようになった。SDGsの実現にも活用されている。
- 一つのテクノロジーとして、人工衛星より地球を観測する画像データやスマートフォンなどで取得するGPSなどの測位データがある。これらは、社会経済活動を、広域に、均質に、周期的に把握することができ、企業活動を通じた環境や社会への貢献や、社会課題の解決に資するメッセージの発信につなげていくことができる。
- 野村総合研究所(NRI)とアカデミアの専門家で実施した研究では、国土の均衡な発展を支援するためのアプローチとして、衛星データがマクロ経済指標を代替・補完できる可能性を示した。アカデミアやシンクタンクがパートナーとなり、企業の社会的責任を果たす取り組みを推進し、社会課題の解決を加速させていく。
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