ITソリューションフロンティア 2018年4月号
システムのプロが、業務経験・ノウハウをふまえて、最新のシステムソリューションや先端IT情報を発信している月刊誌です。
皆様のご意見・ご要望をお待ちしております。
※組織名、職名は掲載当時のものです。
発行時期 : 2017年度より隔月発行
誌型 : A4変形版・20ページ(通常)
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視点
21世紀の時が進み、今、第4次産業革命をけん引するデジタル化のうねりは大きく広がっている。企業や組織のIT活用や情報化に携わるIT部門の関係者やその統括責任者であるCIO(最高情報責任者)は、急激な変化の中で変革を迫られ、強いプレッシャーと焦燥感を募らせているように見受けられる。
しかしながら、情報化に関わり企業や組織を支えてきたシステムエンジニアやプロジェクトマネジャーは、まさにデジタル世界の開拓者であり、今の環境を恐れるには及ばない。
彼らは、メインフレームコンピュータからオープン系システムへの移行、インターネットの登場など、さまざまな変化を乗り越えてきた。20世紀末にかけての第3次産業革命の中を生き抜いてきた経験や知恵は、今、大きく進みつつあるデジタル化時代にも必ずや生きてくるであろう。CIOと共に大いに新たな変化を謳歌する意気込みを持ってほしい。 -
特集 「デジタル力」を高める
デジタル化の波が強まるなかで、企業はさまざまな新技術や顧客経験価値(ユーザーエクスペリエンス)を向上させる取り組みへの関心を高めている。
本稿では、野村総合研究所(NRI)が実施した「ユーザー企業のIT活用実態調査(2017年)」の結果から見える、日本企業のデジタル化の特徴と課題について考察する。 -
特集 「デジタル力」を高める
経営環境が不透明さを増すなか、変化の兆しを捉え、経営者の意思決定を支えるために、経営情報管理の高度化が急務となっている。本稿では、経営に気付きや示唆を与えるための情報や知見、すなわち「経営インテリジェンス」の概要を示し、必要な機能や仕組み、取り組む上での課題などについて解説する。
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特集 「デジタル力」を高める
ビジネスにおけるデジタル化の必要性が広く認識されつつある昨今、企業は経営レベルで取り組みを進めている。しかし、その進め方において課題を抱えている企業も多い。本稿では野村総合研究所(NRI)の持つ検討フレームワークに基づいて、デジタル技術の活用方針から具体的な施策の策定まで、その効果的な推進体制の整備に向けた取り組み方について紹介する。
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トピックス
AI・アナリティクス技術をビジネスに適用したいと考える企業は着実に増えている。しかし、実際には適用がなかなか進まず、難しさを感じている企業も多いのではないだろうか。本稿では、AI・アナリティクス技術のビジネス適用を難しくしている阻害要因と、解決するために気を付けるべきポイントについて考察する。
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トピックス
デジタルビジネスが活発になるにつれて、主要技術である人工知能(AI)やデータサイエンスを支えるツールにも変化が見られる。本稿では、デジタルビジネスにおいて存在感が増しつつある、OSSやクラウドサービスとして提供されるAPIの動向について紹介し、活用に際して企業が注意すべき点について解説する。
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トピックス
デジタル化が進むにつれ、サイバー攻撃の手口がますます巧妙化するなど、情報システムに対する脅威は増し続けている。特にデジタルビジネスを進めようとする企業にとって、対策の不備は致命傷になりかねない。本稿では、デジタル化時代に対応したサイバーセキュリティ対策の在り方を再考するために必要な、いくつかの論点を提示する。
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海外便り
オーストラリア市場は、法制度・商慣習・技術環境などにおいて、欧米市場と極めて似た特性を持ちつつも、市場規模は小さい。また地理的には周囲を海に囲まれた海洋国であり、独立した地域といえる。このような欧米市場のミニチュア的な存在であるオーストラリア市場について、IT活用の状況を考察する。
発行形式
- 発行時期
- 2017年度より隔月発行
- 誌型
- A4変形版・20ページ(通常)
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- 販売はしておりません。当サイトよりご覧ください。
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株式会社野村総合研究所
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E-mail: kouhou@nri.co.jp