金融ITフォーカス 2017年2月号
金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
発行時期 : 毎月5日発行(原則)
誌型 : A4版・16ページ(通常)
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新ビジネスの創出、既存ビジネスの改革にデジタル化の要素は欠かせない。挑戦に必要なことは何か。デジタル・トランスフォーメーションの流れをいち早く察知し、自らのビジネスモデルの変革を進めてきたGE。そのGEが2015年に立ち上げたGEデジタルにおいて、インダストリアルインターネット推進のリーダーを努める新野昭夫氏に語っていただいた。
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金融機関経営
ここ数年、地域金融機関の間でもリスク・アペタイト・フレームワークに対する関心が高まっている。RAF導入に際して大手行の事例を参考としている地域金融機関も多いと思う。しかし大手行の事例を真似るだけでは実効性の高いRAFは構築できない。
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新規性と独自性の高いFinTech案件の実現には、内在する真のリスクの特定が重要かつ困難なタスクとなる。リスクベース・アプローチに基づき、こうした検討を迅速に遂行していくことのできるシステムリスク管理部門の存在が、より一層重要となってくるだろう。
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アセットマネジメント
運用会社が顧客から受け取る運用報酬は、これまで固定報酬制と実績連動報酬制の2つの体系が存在した。どちらも顧客との利害の一致という面では課題があり、付加価値シェア制という新たな報酬制度が登場した。運用会社の運用能力と財務力を見極める必要があるが、顧客本位の運用報酬制を議論する上で興味深い。
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リテールビジネス
米国では2017年から証券会社や銀行グループの対面チャネルでもロボ・アドバイザーの提供が本格的に始まる。すでに2014年以降に参入している運用会社のダイレクトチャネルやディスカウント証券会社とともに、人的アドバイスを組み合わせたこれら“ハイブリッド型”ロボアドが今後の市場拡大を牽引するとみられている。
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金融インフラ
既存の規制の中にある種の「特区」を設けて新たなビジネスアイデアを実験する場を整備し、金融イノベーションを促進する仕組みとしてレギュラトリー・サンドボックスが注目されている。それまでのプロダクト・アウト的発想だった金融産業を、消費者の利便性向上を目指すマーケット・イン型の産業へ転換させる動きが加速している。
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デジタルイノベーションPreview
去る2016年12月に「APIDays」というカンファレンスが開催された。APIを活用したサービスがもたらす変革についての検討を目的とした会合で、欧州を中心に1,200名を超えるビジネスマンやエンジニアが会した。本稿では、同会合において筆者の講演した内容を抜粋・翻訳し紹介する。
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セミナー報告
野村総合研究所(NRI)は2016年11月17日、「金融業界のイノベーションが未来を創る」をテーマに「NRI金融ITフォーラム2016」を開催した。
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数理の窓
既存のプログラム言語に物足りず、独自のプログラム言語を開発することは1つの“究極のプログラミング”だろう。プログラム言語は、処理内容を表す“ソースコード”の表記ルールと、そのソースコードをマシン語に翻訳するコンパイラのペアで構成される。
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『金融ITフォーカス』編集事務局
E-mail:focus@nri.co.jp