金融ITフォーカス 2018年2月号
金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
発行時期 : 毎月5日発行(原則)
誌型 : A4版・16ページ(通常)
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金融サービスの分野に、FinTech技術を取り込んだ他業種からの参入が相次いでいる。人材・販促メディア事業などを展開するリクルートグループも、中小企業向けに融資業務を開始し注目を集めている。金融サービス参入の狙いは何か。リクルートファイナンスパートナーズ代表取締役、小川安英氏に語っていただいた。
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金融市場
トランプ大統領の誕生は、ドル安への反転や期待インフレ率の回復をもたらし、FRBに金融政策の正常化を前進させるきっかけを与えた。これは、金融政策の正常化に苦戦していた米国経済にとって、税制改革以上の大きな「功績」だったと言える。
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金融機関経営
金融機関にとって顧客との「共通価値の創造」は、持続可能なビジネス・モデルの選択肢の一つとなろう。しかし、顧客や社会と共通価値を創造することは簡単なことではない。そのためには、まず役職員の間の価値観の共有化を通じて、現場担当者の意識変革を図る必要がある。
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アセットマネジメント
資本市場の収益率や投信自体の収益率に比べ、投信の投資家が得ているリターンは低い。投信マーケットの成長のためには、投信会社が投資家リターンに注目し、その向上のために努力することが大切だ。
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リテールビジネス
相続は、金融機関にとって預かり資産の流出防止策を求められる重要な局面である一方、新規資産獲得の好機でもある。他社との差別化のためには、相続を受けた顧客への資産運用の提案や、生前贈与をはじめとする相続対策へのアドバイスがより重要となるだろう。
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グローバルで保険テクノロジーを牽引する存在として「衆安保険」が注目を集めている。また、衆安保険の躍進と並行して、「衆安科技」が、保険商品を短期間に市場投入できる保険ITプラットフォームを着々と築きあげている。保険システム開発の観点でも、衆安保険・衆安科技から目が離せない。
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セミナー報告
野村総合研究所(NRI)は2017年11月16日、「金融デジタルトランスフォーメーションに挑む」をテーマに「NRI金融ITフォーラム2017」を開催した。
「デジタル化」の波は、いまや社会の隅々にまで到達し、既存のモデルや思考・行動は、根本からの変革を迫られている。それが「デジタルトランスフォーメーション」である。とりわけ、デジタルと親和性の高い金融ビジネスでは、業界の壁を越え、新しい感覚と発想で様々な試みが進められている。NRIは、デジタルトランスフォーメーションがもたらす新たな世界を、皆様とともに作り上げたいと考えている。その一環として、2017年の「金融ITフォーラム」では、NRIのデジタルトランスフォーメーションに対する取り組みをメインに紹介した。
ここでは、基調講演、特別講演をお引き受け下さった大和ハウス工業 代表取締役会長兼CEOの樋口武男様、PwCあらた監査法人 パートナーの辻田大様、日本テレワーク協会 専務理事の中山洋之様、野村アセットマネジメント ポートフォリオマネージャーの宮崎義弘様の講演を紹介するとともに、野村総合研究所 チーフエコノミストのリチャード・クーの講演を報告する。 -
数理の窓
第23回冬季オリンピックが2月9日に開幕する。日本人選手のメダル獲得が期待される競技も多く、しばらくはテレビから目が離せない日が続きそうだが、いま、世界の名立たる企業が熱い視線を向ける競技がある。そりに乗って氷の張ったコースを滑走しタイムを競う競技、ボブスレーだ。
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お問い合わせ先
『金融ITフォーカス』編集事務局
E-mail:focus@nri.co.jp