好ましい分散投資が支える米投信の拡大
世界のオープンエンドファンド(以下ファンドをFと表記)資産(ETF含む)は、2008-2017年の10年間にどの地域でも2倍以上に拡大し49.3兆ドルに達した。その中でも米投信の堅調ぶりが目立つ。2017年末のミューチュアルF資産は18.7兆ドル、ETFも3.4兆ドルと日本の家計資産を凌ぐ規模に成長しており、日米の金融力の格差が目立つ。この成長の大きな要因として、株式市場の暴落を契機として運用資産や投資手法の分散化が進み、リスクの軽減に努めてきたことが挙げられる。
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