金融ITフォーカス 2019年6月号
金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
発行時期 : 毎月5日発行(原則)
誌型 : A4版・16ページ(通常)
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個人資産の運用先として不動産投資を検討したことはあるものの、資金面、インサイダー取引規制などの面で、実際の行動にうつすことができない人は多いのではないか。ここにそうした課題を解決したいという思いで創業した会社がある。どのような不動産投資サービスを提供し、今後どの方向を目指すのかビットリアルティの代表取締役社長 菊嶋勇晴氏に語っていただいた。
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金融市場
米国では、金融政策への政治介入が目立っており、中央銀行の独立性が揺らぐ懸念が生じている。物価が安定を維持していることがその背景にあるだろう。物価に過度に結びついた政策姿勢には、金融面での不均衡を増幅するなどのリスクがある。各中央銀行には、総合判断に基づく柔軟な政策運営が望まれる。
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リテールビジネス
日本では「貯蓄から投資へ」のシフトが進まなかった要因として、マクロ経済環境、営業プロセス、営業員評価体系、商品設計等における要因や改善余地についての考察に比べこれまで正面から議論されることが少なかった「転勤」制度がもたらす構造的な「負」の側面について、本稿で問題提起したい。
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デジタルイノベーション
現在、金融庁の金融審議会で「横断的な金融サービス仲介法制」の検討が進められている。法整備が実現すれば、スマホのウォレットを入口とする金融サービスのさらなる利便性の向上が期待できる。
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デジタルイノベーション
中国の大手金融総合グループの平安グループは、金融事業以外にも消費者の生活に密着するヘルスケア、カーライフ等の事業をも手掛ける。生活サービスから蓄積したデータと人工知能等のテクノロジーを駆使し、生活サービスと金融サービスのシームレスな融合を図る。
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中国金融市場
2019年も「穏健な金融政策」とともに「積極的な財政政策」が継続する。積極的な財政政策の内容は、地方政府のレベニュー債増発によりインフラ投資を下支えする一方、大規模な減税等により、競争力強化・個人消費拡大といった経済構造改革を進めるものである。
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数理の窓
マジシャンが52枚のトランプから5枚を観客に選ばせる。勿論、これらは見ない。助手は選ばれた5枚を“うまくシャッフル”しながら、♠⑨、♥⑦、♦④、♣⑤、「?」と並べたとしよう。最後の1枚だけ裏向きだ。マジシャンは手を触れることなく、その1枚を当てる。
発行形式
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- 毎月5日発行(原則)
- 誌型
- A4版・16ページ(通常)
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- 販売はしておりません。当サイトよりご覧ください。
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『金融ITフォーカス』編集事務局
E-mail:focus@nri.co.jp