金融ITフォーカス 2019年7月号
金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
発行時期 : 毎月5日発行(原則)
誌型 : A4版・16ページ(通常)
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イギリスの隣に位置し、北海道の面積よりも小さい国、アイルランド。地味な国に見えるが、世界のグローバル化ランキングは日本よりもずっと高い。国は、外資系企業を積極的に受け入れる方針であるが、向かう企業側もアイルランドに惹きつけられている。アイルランドでビジネスを展開する魅力について、アイルランド政府産業開発庁 日本代表のフィッツジェラルド氏に語っていただいた。
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金融機関経営
地方銀行の経営統合を後押しする枠組みの整備が進められている。これは、オーバーバンキングの問題解消に向けた重要な一歩だが、長期的には、過剰預金という意味でのオーバーバンキングのほうが深刻な問題である。
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金融機関経営
2030年のSDGs達成に向けた取組みが世界中で進む中、民間セクターの資金を誘導する役割として、金融機関に対する期待は高い。EUがサステナブル・ファイナンスと称し、世界をリードするが、国内でも、サステナビリティを事業機会と位置づけた議論の活性化が期待される。
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アセットマネジメント
投信会社の収益である公募投信の運用報酬率が年々低下している。これは社会の要請に合わせて資産運用サービスが変化する中で生じており、不可逆的であると考えられる。投信会社は、この流れを読み取り事業戦略を検討していく必要があろう。
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リテールビジネス
英国でリテール投資商品の販売プロセスを抜本的に見直すRDRの導入から6年が経過した。アドバイザーの商品選択の歪みは縮小し、報酬体系の変革にもうまく対応したと評価される一方、課題も残された。今年実施されるRDRの影響評価調査の行方が注目される。
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中国金融市場
アントフィナンシャル傘下のインターネット互助プラン「相互宝」の加入者は、昨年10月の発売後半年弱で5000万人を超えた。重大疾病を保障する同商品の爆発的な人気を受けて、大手インターネット会社は相次いで新しいタイプの互助プランを発表している。
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数理の窓
AさんとB君は金持ちである。二人ともプライドが高く、どちらがお金持ちか競いたいが、お互いの財産額は秘密にしたい。二人は正直だとして、どのように比べればよいだろうか?
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『金融ITフォーカス』編集事務局
E-mail:focus@nri.co.jp