金融ITフォーカス 2019年9月号
金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
発行時期 : 毎月5日発行(原則)
誌型 : A4版・16ページ(通常)
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世界最大規模の資産額を誇る運用会社が日本に上陸した。しかし、グローバルに見ても、その会社名、ヌビーンを知っている者は限られている。どのような特徴を持つ運用会社なのか、なぜこのタイミングに日本に拠点を設けたのか。ヌビーンの魅力の一つであるWin-Win-Winモデルを中心にヌビーン・ジャパン代表取締役社長の鈴木康之氏に語っていただいた。
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フェイスブックの新デジタル通貨リブラ構想に対して、世界の金融当局は強い懸念を示している。既存の仮想通貨(暗号資産)とは桁違いの規模でグローバルな支払い手段として利用される可能性があるからだ。ただし、金融包摂に資するという社会的意義があるため、当局は同構想を潰すことはないだろう。
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金融市場
金融審議会で行われていた「決済の横断法制」に関する検討の結果、資金移動業について「送金額」に応じた柔構造化が実現される見込みである。しかし、今後のサービスの広がりを踏まえると、「事業者が担う機能」に応じた柔構造化を検討する必要がある。
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リテールビジネス
現役時代から老後に至る長期の資産の形成や取崩しにかかる計画を一人ひとりが考え実行していくことは、米国で過去20年間に普及し米国人の金融資産形成に寄与してきた「ゴールベース」アプローチによる投資の根幹をなす。「老後2000万円」の議論は、日本人にとっても人生の計画と投資に正面から向き合い考えることの有用性や必要性を改めて示している。
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保険ビジネス
いよいよ来年から商用化が始まる第5世代移動通信システム(5G)。5Gによって保険そのものだけではなく、保険に付帯して提供されるサービスが拡大していくと考えられる。5G時代に備えるために保険事業者は、より消費者との接点が強い事業者との連携、消費者のサービスに強い事業者との連携が求められる。
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デジタルイノベーション
Facebookが独自暗号通貨Libra(リブラ)の発行を発表し各国で大きな議論を巻き起こした。Libraの全体構成を俯瞰すると、決済通貨として最低限必要な価値の安定性、スケーラビリティ、秘匿性を考慮した設計となっているが、技術面や法規制面等について今後さらなる議論が必要と想定される。
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数理の窓
中秋節(旧暦8月15日)、今年は9月13日である。中国文化圏ではこの日は月餅が欠かせない。人気のお店の月餅はすぐに売り切れるので、早くから予約しておかないと買えない。
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- 販売はしておりません。当サイトよりご覧ください。
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『金融ITフォーカス』編集事務局
E-mail:focus@nri.co.jp