金融ITフォーカス 2020年9月号
金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
発行時期 : 毎月5日発行(原則)
誌型 : A4版・16ページ(通常)
メールマガジン『NRI金融ITイノベーション通信』をご希望の方は、以下のボタンからご登録ください。
-
今から20年前、日本で初めてとなる年金基金や投資信託等の資産管理業務を専門とする信託銀行が誕生した。
その後、金融市場のインフラの担い手としてグローバル化、金融商品の多様化など、様々な変革に対応すべく専門性に磨きをかけてきた。今後、専門性を生かしてどのような未来像を描くのか、日本マスタートラスト信託銀行 代表取締役社長の成瀬氏に語っていただいた。 -
金融市場
新型コロナウイルス感染への警戒、リモートワークの進展等から、長年問題とされてきた東京一極集中に変化の兆しも見られ始めている。この機会を逃さず、政府は是正に向けた流れを政策面から強く後押しすることが重要だ。それは、地方に埋もれた資源の活用を通じて、地方経済の活性化にも貢献しよう。
x (x) -
リスク管理
欧州中央銀行(ECB)が公表した「気候関連・環境リスクに関するガイド」市中協議文書からは、リスク・アペタイト・フレームワーク(RAF)が欧州金融機関に浸透し、最良慣行が確立されると共に、ECBもRAFの効用を認識するようになっていることをうかがい知ることができる。
x (x) -
アセットマネジメント
アセットオーナーとしての洗練度の低い個人の存在感が今後も高まり続ける結果、資産運用業界ではパッシブ運用が拡大して競争が緩み、資本市場の効率性も低下することが予想される。個人の資産運用を支援する販売会社や仲介業者の役割が重要性を増す。
x (x) -
デジタルイノベーション
ブロックチェーン技術等を用い、中央機関管理を廃してP2Pで金融取引を実現する分散型金融が海外を中心に急速に発展している。今後、分散型金融の実務適用に向けては、各金融機関がオープンに議論・共創し、新たな金融の付加価値を生み出せるか否かが重要な論点の1つとなるだろう。
x (x) -
セキュリティ
新型コロナウイルスの感染防止対策としてテレワークが急増しているが、セキュリティ対策は後手にまわっていないだろうか。テレワークは「端末」を必要とし、「作業環境」があり、「社内システム」に接続する、といった共通点がある。それをベースに、セキュリティ対策をしっかり検討することが望ましい。
x (x) -
数理の窓
筆を持って大きな紙の左端から右端まで、後戻りせずに、でたらめに曲線を描く。ただし筆は紙から一度も離さないとする。この墨による一本の曲線を“数式”で表すことができるか?
x (x)
発行形式
- 発行時期
- 毎月5日発行(原則)
- 誌型
- A4版・16ページ(通常)
- 購読形態
- 販売はしておりません。当サイトよりご覧ください。
お問い合わせ先
『金融ITフォーカス』編集事務局
E-mail:focus@nri.co.jp