米銀では90年代以前から「預貸」利ザヤを「預金」と「貸出」各々の満期や変動金利更改期と同期間の市場運用・調達金利の差分として分別管理している。この方式により、多くの米銀では現在もなお預金が最大の収益貢献事業であることが広く認識されているが、金利復活後の邦銀でも預金利ザヤが観測可能になり、これを貸出金利設定やROE経営の規律に応用することができる。

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執筆者情報

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    名前
    吉永 高士
    所属・職名
    NRIアメリカ
    金融・IT研究部門長
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