NRIパブリックマネジメントレビュー 2017年5月号
NRIは、中央省庁、地方自治体及び企業の皆様のニーズに応えて、さまざまな調査研究・コンサルティング活動を行っています。
『NRIパブリックマネジメントレビュー』は、その活動の成果や問題意識について広く皆様方に公開し、日頃の政策立案や事業展開のお役立ていただくための月刊ニュースです。
※組織名、職名は掲載当時のものです。
当サイト公開時期 : 毎月第3月曜
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今、日本では「人」の不足に関する2つの課題が指摘されている。建設業・物流業・小売業等で顕在化している人手不足と、次の成長を担う人材不足である。特に、地方圏ではこの2つの不足が同時、かつ急速に発現している。この中で、緊急に対応が検討されているのは短期的にみた人手不足の解消であり、デジタル化の進展を背景にロボットやIoT(モノとモノとをインターネットでつなぐ技術)の導入による省力化・合理化をどう進めていくかという点に議論が集中しているようにみえる。しかし、重要なのは、中・長期的な観点からみた地域の人材減にどう対処していくかである。仮に、デジタル技術が導入され、住民を支える生活サービスが維持されても、地域に富を作り出す人材がいなくては、地域経済は衰退してしまうからだ。
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【シリーズ:物流企業は第四次産業革命にどう迎え撃つべきか】
- 前編の要旨
- B/S革新への挑戦事例
- おわりに
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- はじめに
- なぜ、地方創生が必要か?
- 豊根村の地方創生に対する支援
- 地方創生を日本の更なる発展につなげる視点
- 地方創生に終わりはない
お問い合わせ先
株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部
E-mail:nmredit@nri.co.jp