近年、ヘルスケア産業では、大きなパラダイムシフトが起きている。これまでの「治療」中心から「発症前の健康維持・管理、疾病予防、診断・治療、重症化予防、予後、介護」まで、その対象領域が拡大、かつ業態の垣根がなくなりつつある。これにより、企業主導から患者中心(Patient Centricity)へ、治療薬から予防薬の開発へ、医療情報による判断から生活・活動情報まで含めた総合的・複合的情報に基づく、個に応じたカスタマイズ判断型へと変化し、産業構造も個別化医療へと大きく変わりつつある。

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執筆者情報

  • 小針 清孝

    ヘルスケア・サービスコンサルティング部長

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