概要
コロナ禍により、ビジネスや教育、行政など様々な社会活動において、
デジタル化・オンライン化への転換が余儀なくされています。
特にさまざまなシーンで使用されているオンライン会議ソフトは、
コロナ禍の中、使用回数、使用時間ともに大幅に増加しました。
2021年、野村総合研究所(NRI)は、中国のテンセント研究院と共同で、
社会活動のデジタル化・オンライン化を支える代表的なデジタルサービス
のひとつであるオンライン会議ソフトについて、日中間での利用シーンや
浸透度の差異、無料のデジタル製品の価値推計などの観点で、
日本と中国で大規模なアンケート調査と分析を実施しました。
今回は、日本と中国におけるオンライン会議ソフトの利用状況や
消費者余剰の値に関する調査結果を紹介するとともに、
コロナ禍の中の日中のデジタル・トランスフォーメーションの
相違点及び日本への提言を行います。
執筆者情報
お問い合わせ
-
株式会社野村総合研究所
コーポレートコミュニケーション部