1997年からNRIがIDS、e-Aurora Fundmark/DLより提供しております追加型公募投資信託のレーティング情報である「Fundmarkレーティング」に関するご案内です。
1.「Fundmarkレーティング」とは
「Fundmark」は、国内で販売されている追加型投資信託の運用実績を用いて、商品毎にパフォーマンスの比較・評価を行っています。
NRI独自の投資信託の分類(Fundmark分類)毎に投資信託のパフォーマンスを相対的に評価し、順位(ランキング)や5段階の評価(レーティング)を発表しています。
Fundmark レーティングのイメージ
2.評価期間(5年、10年)の新設
近年、運用期間が10年超となる投資信託が増えていることや、長期投資における評価へのニーズの高まりを受けまして、Fundmarkレーティングについて5年・10年の評価期間を追加いたします。
国内公募投資信託の運用期間別ファンド数(
Fundmark
レーティング対象銘柄)
- 2024年4月のFundmarkレポートより追加致します。
- IDS、e-AURORA Fundmark/DLへは2024年4月以降に順次追加致します。
- 現在ご契約中のお客様向にはシステム提供されるまでの間、専用のウェブサイト等でご提供する予定です。
(参考)Fundmarkレーティングの評価対象投資信託について
評価期間 | 評価対象 |
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3年 |
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5年(新設) |
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10年(新設) |
ただし、インデックスファンド、上場投信、ブル・ベア型、ミリオン型、財形株投型、公社債投信、限定追加型、通貨選択型は対象外となります。
3.Fundmark レーティングを含む、NRIの投信評価情報「Fundmark」の活用事例
2023年4月13日より、分類改定後の判定データを弊社Webサイトにて公開致します。
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金融機関向け
金融商品の商品開発、販売、運用、資産管理に携わる金融機関では、顧客本位の業務運営を果たすために、自主的な取り組みを検討・実施しています。
投資信託に関しては、取扱商品の選定・モニタリングなどを行う際に、運用実績等を第三者の立場から客観的に評価した情報を積極的に活用することが求められており、これらの業務に「Fundmark」が利用されています。また、運用会社における、プロダクトガバナンス強化に向けた取り組みや、運用力に関する定量指標(KPI)公表としても「Fundmark」が利用されています。 -
個人投資家向け
人口減少・超高齢化の進行や社会保障制度の改革が進展する中、個人の資産形成において、リスク性資産を活用した資産運用の必要性が高まっています。
その1つの手段として、投資信託は期待、注目されている金融商品となります。
一方、投資信託は複雑な仕組みの商品も多く、個人投資家が収益の源泉やリスク度合いを十分に理解した上で商品を選択することは容易ではありません。
機関投資家に限らず、個人投資家も資産形成における投資信託の商品選定や評価のために「Fundmark」を参考にすることが可能です。
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IDS(Integrated Data Services)
NRI 金融情報データベース提供サービス。長年にわたって NRI が蓄積してきた国内外の経済・金融・企業・証券に関するデータとともに、データを利用する際のさまざまな課題に対するソリューションを、経験豊富なデータアナリストが提供しています。
詳細は、 https://www.nri.com/jp/service/solution/fis/ids/ をご覧下さい。 -
e-AURORA Fundmark/DL
投信の調査/分析用データダウンロードサービス。広範囲なファンド情報をインターネット経由で EXCEL ワークシート上へダウンロードし、調査分析にご活用いただけます。
詳細は、 https://www.nri.com/jp/service/solution/fis/e_aurora をご覧下さい。
お問い合わせ
IDS(Integrated Data Services)に関するお問い合わせ
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投資情報サービス事業部
Tel:050-1790-7308(営業代表)