概要
NRIは、2024年の8月、全国で15歳~79歳の男女個人1万人を対象に、訪問留置法で生活価値観や消費実態を尋ねる「生活者1万人アンケート」を実施しました。1997年以降3年おきにこのアンケートを実施しており、今回が10回目となります。コロナ禍で大きく変化した人々の生活は戻りつつあります。しかし、デジタル化がシニアを中心に加速したことで余暇の楽しみ方やチャネル利用、人づきあいの仕方が戻っていない、また、テレワークなど柔軟性の高い働き方を経験したことにより就業価値観が変わったなど、日本人の価値観・消費意識は、すべてがコロナ禍以前のように戻ったわけではないことがうかがえます。今回、1.生活価値観、2.働き方・就業価値観、3.余暇・チャネル利用、4.消費価値観・消費スタイル、5.情報利用行動の5つの分野について、2024年に見られた時系列変化のポイントを速報としてご紹介します。
