日本国内における資産運用会社の大半は、首都圏にメインオフィスがあります。もし、テレワークも不可能となるような広域災害が首都圏で発生した場合、投資信託の基準価額算出などを含めたあらゆる業務が実施できなくなるといった事態が想定されます。

本サービスは、現在NRI-PIに業務を委託している資産運用会社だけではなく、T-STAR/TX²を利用している全ての資産運用会社に提供可能です。これにより、資産運用会社は自社が策定している事業継続計画（以下「BCP」）をさらに強化することができます。本サービスは札幌オフィスを活用することで、顧客である資産運用会社と全く連絡が取れないような災害発生時でも、あらかじめ設計した業務実施手順に従い、日々の各社のバックオフィス業務が継続できます。

また今後は、資産運用会社のBCP策定を支援するコンサルティング活動も行っていきます。具体的には、災害による被害規模の前提条件を設定した上で、BCPで対象とする業務の選定や被災時の対応手順、業務メンバーの多拠点分散配置計画の策定などを推進します。

NRI-PIはこれからも、高度なBPOサービスの提供を通じて、資産運用立国を目指すわが国の経済・社会の発展に貢献していきます。

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  「NRI-PI、高度な事業継続サービスに向けた拠点を札幌市に開設」：https://www.nri.com/jp/news/info/cc/lst/2021/0201_1

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  資産運用会社向けバックオフィスソリューション：https://www.nri.com/jp/service/solution/fis/t_star_tx