株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:此本 臣吾、以下「NRI」)は、この度保有する5か所のデータセンターのうち規模の大きい3データセンター(東京第一データセンター、横浜第二データセンター、大阪第二データセンター)の全使用電力を再生可能エネルギー(以下、「再エネ」)由来としました。
NRIでは、持続可能な未来社会作りのために、事業で使用する電力を100%再エネで調達することを目標に掲げた企業が参加する国際イニシアチブ「RE100」
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に、2019年2月18日に加盟しています
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そして、自社の全データセンターにおいて、2030年度までに使用電力に占める再エネ電力の割合を70%とし、さらに2050年度までに事業で使用する全ての電力を、再エネで調達する環境目標を設定しています。
データセンターの運営においては、環境目標の達成に向けて、太陽光パネルや冷却効率に優れた空調・熱源設備の導入、ならびに運用の最適化などによる消費電力の削減に取り組んできました。
この度更なる取り組みとして、以下の3データセンターの全使用電力を再エネ電力としました。
使用する再エネ電力(データセンター別)
東京第一データセンターおよび横浜第二データセンター
- 非FIT非化石証書付電力
大阪第二データセンター
- CO2フリーの水力発電の再エネ電力
この取り組みにより、2021年度中にNRIの全データセンターにおける再エネ利用率は80%となり、2030年度の目標を前倒しで達成予定です。今後も継続的な取り組みにより、2023年度にはデータセンターで使用する全ての電力を再エネで賄うことを目指します。
NRIはこれからも事業のカーボンニュートラル化を通じて、お客様および社会の脱炭素化に向けた取り組みへ貢献していきます。
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詳しくは次のURLをご参照ください。
RE100ウェブサイト(英語): https://www.there100.org/ -
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詳しくは次の資料をご参照ください。
NRIお知らせ「野村総合研究所、「RE100」に加盟」: https://www.nri.com/jp/news/info/cc/lst/2019/0221_1