NRIの最適化ソリューション「fiboat」を活用し、顧客の業務制約や意思決定構造を反映した実務で使えるオーダーメイドのAIモデルを開発します。PoC検証からアジャイル開発、システム組み込み、運用・保守まで一貫して支援します。
fiboat(フィボート)とは? 顧客課題に寄り添う開発の強み
「fiboat(フィボート)」とは、NRIが提供する数理科学とAI(最適化技術)を駆使して、企業の複雑な意思決定や業務課題を解決する最適化ソリューションです。
fiboatチームは、多くの実案件で培った数理科学・最適化技術の知見を基に、顧客の業務課題に即したオーダーメイドの最適化モデルを設計・開発します。顧客自身やコンサルタント、事業部メンバーと共に課題を整理し、複雑な業務制約や意思決定構造を踏まえた適切な数理モデルを構築します。
【fiboatならではの開発アプローチ】
- 既に蓄積された最適化アセットを活用した迅速な実装
- 学術論文等で提案される最新アルゴリズムの業務適用レベルへの落とし込み
- データ分析・数理コンサルティングや、PoC(概念実証)の企画・実施など、開発前段階からの専門的な技術支援
単に理論的に優れたモデルを構築するだけでなく、いかなる難易度の高い課題に対しても「実際の業務で運用可能であること(実用水準)」を最重視しています。
MVPを用いた「最適化モデル開発」の流れ
最適化を取り巻く業務環境は複雑であり、多様なステークホルダーがそれぞれ異なる要望や制約を持っているため、開発前にすべての要件を完全に確定することは困難です。そこでfiboatチームでは、以下のアジャイル的なアプローチで開発を進めます。
- 1.課題・要件の整理
PoCやシステム全体の要件定義を通じて、最適化に関わる課題・要件を抽出します。 - 2.MVP(ベースラインモデル)の構築
抽出した要件に対し、効果が見込めるベースラインとなる数理モデルを「MVP(Minimum Viable Product)」として構築します。既存アセットをMVPとして活用することも可能です。 - 3.検証と段階的な改善
MVPを用いた検証を繰り返しながら、以下の要素を段階的に取り込み、関係者全員が納得できる実用的なモデルへと改善を重ねます。
- 追加の業務要件
- 新たに判明した制約条件
- 利用部門からのフィードバック
業務システムへの組み込みと運用・保守体制
開発した最適化モデルは、顧客のご要望に応じた利用形態(システム組み込み、API提供、分析用途等)で柔軟に提供します。
【活用例:業務システムの一機能として利用】
ウェブシステムや基幹システムの一機能として組み込み、他部門や外部SIer企業と協業して提供するケースが多くあります。最適化は「実際にユーザーが操作し、結果を確認しながら改善していくプロセス」が重要なため、アジャイル開発による段階的な導入・改善を推奨しています。

【安定稼働を支える運用・保守】
最適化モデルは、業務条件や前提データの変化により、想定通りの結果が得られなくなる場合があります。また、複雑なアルゴリズムの特性上、運用を通じて初めて明らかになるポイントも少なくありません。
fiboatチームでは、採用した手法に応じて以下のサポートをご提案し、安定した業務運用を支援します。
- 定期的な挙動確認の要否アセスメント
- パラメータ調整やモデル改修の方針策定
- 継続的なサポート・保守体制の構築
お問い合わせ・ご相談窓口
「fiboat」による最適化計算を実際の案件に適用したいというご相談はもちろん、数理科学の専門家による技術支援まで幅広く対応いたします。
■ こんなご相談にお応えします
- 最適化技術や量子コンピューティング技術についてのセミナー・研修・意見交換
- その他データサイエンスに関わるお困りごとのご相談
詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。数理科学のプロフェッショナルが丁寧にお答えいたします。