デジタルアーキテクチャー

サービス紹介

アーキテクチャーグランドデザイン

デジタルアーキテクチャー構想

デジタル時代のITアーキテクチャーには、「スピード・アジリティ」と「データ活用のしやすさ」が求められます。レガシーシステムも含めた企業全体のシステムを対象としたデジタルアーキテクチャー構想を策定します。

デジタル時代においては、ITシステムがビジネスに対して担う役割が増しています。ビジネスの変化が早まっている中で、ただ顧客のニーズにタイムリーに追随するだけでなく、顧客が潜在的に欲している価値をいかに創り出し迅速に提供出来るか、がビジネスの競争力の源泉となっています。

この様な状況下において、デジタル時代のITアーキテクチャーには「スピード・アジリティ」と「データ活用のしやすさ」が求められます。ビジネスITの領域に対する「スピード・アジリティ」の獲得と、コーポレートIT・ビジネスIT双方で発生したデータを収集し、経営判断に資する分析結果を導出するための「データ活用のしやすさ」が重要と考えています。

デジタルアーキテクチャー構想サービス

上記に加え、企業固有のデジタル時代のITアーキテクチャーに求める要素を洗い出し、ニーズに合致した企業毎のあるべきITアーキテクチャーを描く必要があります。また、あるべき姿の実現に向けて、どの様なスケジュールでどの様な対応を行うのか、取り組みステップの定義も合わせて求められます。

デジタルアーキテクチャー構想サービスは、デジタル時代のITアーキテクチャーのあるべき姿を策定し、ロードマップを描く活動をご支援します。NRIが保有するリファレンスアーキテクチャーを活用し、企業全体を対象としたITアーキテクチャーのあるべき姿を検討します。

デジタルアーキテクチャー診断

NRIが実際のシステム開発・運用で蓄積したノウハウに基づき、IT基盤の診断における評価基準を提供するとともに、関連するベンチマーク情報を提供します。

本メソドロジでは、NRIが実際のシステム開発・運用で蓄積したノウハウに基づき、IT基盤の診断における評価基準を提供するとともに、関連するベンチマーク情報を提供します。

利点・期待効果

  • IT基盤の現状と、今後 対応すべき課題を明確にすることができます。
  • 具体的なIT基盤の改善策と、実施にあたっての優先順位を明確にすることができます。

IT基盤診断の評価項目

NRIが実際の開発・運用で蓄積したノウハウに基づく、IT基盤の評価軸・評価項目

IT基盤診断結果イメージ

NRIが実際の開発・運用で蓄積したノウハウに基づく、IT基盤の評価軸・評価項目

ITモダナイゼーション

長期にわたり維持・保守が続けられたメインフレーム、COBOLなどの古いテクノロジー、モノリスとなっている基幹システムや、長期のアウトソーシングによってブラックボックス化した運用から脱却し、顧客への価値提供を最大化するためのアーキテクチャや運用への移行をご支援します。

社会課題を解決する基盤

循環型社会の実現に向けて、企業の枠を超えて健全なサプライチェーンを運用していくことが求められています。サプライチェーン全体での部材、流通、労働などの可視化を行い、持続可能で回復力のあるプラットフォーム構築をご支援します。

アプリケーションアーキテクチャー

マイクロサービス化支援

マイクロサービスアーキテクチャーにより、開発スピード高速化や品質向上が実現できます。現行システムのマイクロサービスアーキテクチャーへの変革をご支援します。

マイクロサービスアーキテクチャーは、疎に結合された小さなサービス(マイクロサービス)の集合体として1つのシステムを構成するサービス指向アーキテクチャーの一種です。

モノリシック(一枚岩)なシステムでは部分的な改修であっても全体に影響が及ぶため、システム開発を行う際の影響調査範囲やテスト範囲が大きく、抜け漏れが起きやすくなります。一方、疎結合なサービスで構成されるマイクロサービスアーキテクチャーでは、影響範囲を局所化できるため、開発スピードの高速化やサービス品質の向上が見込まれます。

マイクロサービス化支援サービス

マイクロサービスアーキテクチャーの導入には、モノリシックなシステムとは異なる、マイクロサービス特有の考慮点に対する検討が必要です。

マイクロサービス化支援サービスは、NRIが保有するマイクロサービスアーキテクチャーへの変革に向けたベストプラクティス(ドメイン駆動設計・イベントストーミングを活用したサービス分割や、トランザクション処理・集計処理・移行手法など)を活用し、マイクロサービス化をご支援します。

マイクロサービス化支援サービス

データアーキテクチャー

データ活用基盤構想

社内外のあらゆるデータの活用を主導し、価値創造を実現するデータ活用基盤の構想をご支援します。

データを経営資源として活用し、データから新たな価値を創造することへの期待が高まっています。全社共通のデータ活用基盤を整備することで、社内の各部署に分散する情報や社外データ、IoTセンサー等のあらゆるデータの統合管理や、AI・画像分析等のデジタルソリューションを利用した、蓄積データの最大活用の実現が見込めます。NRIの豊富なノウハウを基に、データ活用方針の検討やデータ活用基盤の全体像策定、実現ロードマップ策定などの、システム化構想・計画をご支援します。

データ活用基盤構想サービス

データ活用基盤は、社内外のデータソースからのデータ収集や、データの整形処理、保持・保管、分析、運用、セキュリティなど多様な機能が必要です。NRIでは、データ分析プロセスに基づき、データ活用基盤に必要な機能を整理したリファレンスアーキテクチャーを活用し、最適なデータ活用基盤の構築を効率的にご支援します。

データ活用基盤構想サービス

テクノロジーアーキテクチャー

クラウドネイティブ化支援

クラウドネイティブはクラウドのメリットを最大化するアーキテクチャーです。NRIの実績を元に実効性のあるクラウドネイティブ化をご支援します。

オンプレミスのシステムをそのままクラウドに移行してもクラウドの効果を最大限に享受することはできません。クラウドのメリットを最大化する為には、クラウドならではのアーキテクチャー、設計、開発、運用が必要となります。

変化の激しいデジタル時代においては、ビジネス要件に対応する為、スピード・アジリティのあるITシステムが求められています。クラウドネイティブなシステムは、運用負荷を軽減し、スピードとアジリティを獲得できます。

クラウドネイティブ化支援サービス

クラウドネイティブなシステムを構築/運用する為には、アーキテクチャー以外にも検討が必要になります。

クラウドネイティブ化支援サービスでは、NRIが保有するクラウドネイティブ化システムの検討実績を元にアーキテクチャーだけでなく、セキュリティ、運用基盤の方針策定等を包括的にご支援いたします。

クラウドネイティブ化支援サービス

先進技術リサーチ

本メソドロジでは、クラウド、SaaS、SOA、ITモダナイゼーションなど、新技術の動向や技術評価結果を提供します。これら技術情報とユーザ企業での適用実績などを踏まえた、現実的な新技術の活用・導入のための技術ロードマップを提供します。

利点・期待効果

  • IT基盤技術の活用方針を明確にすることができます。
  • 新たなIT基盤技術を、効果的且つ円滑に活用・導入することができます。

先進IT技術調査

NRI調査部門による先進情報技術の調査・実機評価結果、及び 当該技術の今後の発展・定着に関わる動向予想

先進IT技術の活用・導入ロードマップ

お客様のIT基盤の現状や情報戦略を考慮し、今後 IT基盤として優先的に取組むべき課題を整理するテンプレート

セキュリティアーキテクチャー

ゼロトラスト構想策定支援

ゼロトラストはワークスタイルの多様化を支えるセキュリティの概念です。デジタル施策を支えるセキュリティ基盤の構想を策定します。

ゼロトラストは、従来の企業ネットワークを社内と社外に分け境界を守るといった考え方から、「完全に信頼できるものはない」ことを前提とした新しいセキュリティの概念です。

労働生産性の向上や企業間協業の推進などの観点から、場所や時間に縛られない働き方が求められています。ワークスタイルの多様化にともない、守るべき情報資産は分散するため、従来のセキュリティの考え方では十分に脅威に対応することが困難になっています。

ゼロトラスト構想策定支援サービス

ゼロトラストを実現するためには、情報システムやネットワーク、エンドポイント(端末)、アクセス権とID管理、ログの取得と可視化、セキュリティポリシーの変更など検討すべき点が多岐にわたります。大きな変革を着実に実行するためには、インフラ面だけでなく、目指すべき働き方のコンセプトを整理し、経営や関係者で合意しておく必要があります。また、大規模な変革を一度に実施するのではなく、段階的に拡張していき、早期に効果を刈り取りながら、新たに生じた課題を解決していくアプローチが有効です。

ゼロトラスト構想サービスでは、働き方のあるべき姿から、将来のインフラ全体構成、実行のためのロードマップの策定を支援します。

ゼロトラスト構想策定支援サービス

デジタルワークプレイスアーキテクチャー

OA、コミュニケーション基盤構想

リモートワークにおける生産性向上やパートナー企業を含む効果的なコラボレーションを実現するために、セキュリティと生産性を両立するデジタル環境(端末、ネットワーク、認証、デジタルツール)の整備構想を策定します。

ITシェルパ

アーキテクチャーを支えるIT運営

ITシェルパとは、IT組織におけるDX実現への道案内、既存IT運営の効率化・高度化を伴走支援するサービスです。お客さまの余力を創出し、企業課題、社会課題の解決に向けた対応をともに実現します。

ITサービスマネジメント

次世代運用構想

アジリティの高い開発サイクルと運用フィードバックのできる「DevOps体制」DevOps体制における次世代運用が求められています。「次世代運用構想」を策定を支援し、次世代運用構想を実現するための、「運用プロセス」「運用組織・人材」「運用基盤」の整備計画を立案します。

デジタル化推進に適用されるアジャイル開発では、短サイクルで開発(Dev)し、開発されたものを迅速にリリース、運用(Ops)することで、動くソフトウエアとしてユーザーにデリバリーすることが求められます。そのためには、一つのチーム(アジャイル開発チーム)内でDevとOpsの役割を持つメンバーが協働し、アジリティの高い開発サイクルと運用フィードバックのできる「DevOps体制」が求められます。DevOps体制における運用の考え方を「次世代運用」と定義します。

次世代運用構想サービス

次世代運用アセスメントを行い、「次世代運用構想」を策定します。次世代運用構想を実現するために、「運用プロセス」「運用組織・人材」「運用基盤」の整備計画を立案します。

ゼロトラスト構想サービスでは、働き方のあるべき姿から、将来のインフラ全体構成、実行のためのロードマップの策定を支援します。

次世代運用構想サービス

レジリエンシー強化支援

ITアーキテクチャが複雑化する中、障害影響を最小限に留め早期復旧をかなえるレジリエンシーの強化が求められています。レジリエンシー強化に必要な取り組みを明らかにし、実現を支援します。

ITはかつて単なる業務効率化のツールでしたが、現在ではビジネスの中核を担う存在となっています。システム障害発生時の対応の是非は経営の浮沈にも関わる問題です。
一方、クラウドの活用やマイクロサービスの導入により、システムアーキテクチャは一層複雑化し、障害対応の難易度が上がっています。
このため、障害が発生しないような堅牢性の観点だけでなく、障害発生時の影響を最小限に留め、早期復旧をかなえるレジリエンシー(回復性)の強化が求められています。

レジリエンシーの強化には、従来の運用品質の向上だけでなく、以下のような新しい観点が必要です。

  • アーキテクチャー: オブザーバビリティを確保した監視、防御的な実装

  • 体制とプロセス: エンジニアリングによる運用解決の思想に基づき、SREチームを構成
  • 
人材教育: 「想定外」の事態にも対応できるよう、障害対応の教育や定期的な運用訓練を実施

アセスメント

現状のレジリエンシーレベルを多角的に診断し、取り組むべき事項を明確にします。

システム障害の第三者評価を通じて、改善点を明らかにすることも可能です。

整備計画の策定

アセスメントを通じて明らかになった取組事項の整備計画を立案します。

実行支援

整備計画に基づく実行の伴走支援を行います。

活動例

  • 従来の運用組織にSREを導入するための組織整備に必要な活動をご支援
  • アーキテクチャーの整備のために必要な活動やオブザーバビリティを確保するためのツール導入をご支援
  • 
NRIで実施しているシステム障害対応研修をカスタマイズした障害対応人材の育成や訓練計画の立案から実施、フィードバックまでの一連の流れをご支援
レジリエンシー強化支援サービス

ITデューデリジェンス(IT-DD)

ITデューデリジェンス支援

M&Aの対象会社のITについて調査を実施し、投資戦略上の課題を抽出し、最終合意に向けた判断材料の提示と、買収後の活動のインプットとして、課題への対策ロードマップの策定をご支援します。

お問い合わせ

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株式会社野村総合研究所
システムコンサルティング事業本部

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