学習教材対象:小学5~6年生
社会には目に見えないところで、人々の生活を便利にしているしくみがたくさんあり、そのひとつが情報システムです。このプログラムでは、普段目にすることのない情報システムがどのようなかたちで社会を支えているのか、また、誰がつくっているのかを小学5~6年生がわかりやすく学べます。
生徒がスーパーマーケットの1日店長となり、売上に伸び悩む売り場に、どんな新商品をおくべきかを考えるゲーム形式のプログラムです。新商品を選ぶにあたり、判断に必要な情報が情報システムによって瞬時に「自動処理」され、わかりやすく「見える化」されるプロセスを実感し、情報システムの有用性を体験します。
様々な資料を適切に選択・考察・分析し、結果を表現する能力を育てることができます。また、情報システムを作るシステムエンジニアという仕事に触れることにより、職業観の育成にもつながります。
本プログラムは、スーパーマーケットを便利にする情報システムについて学ぶ本編授業と、情報システムが様々な分野で安心・便利な生活を支えていることを学ぶ事後授業の2つで構成されています。この2つを合わせて実施いただくことで、学習指導要領、小学校第5学年「社会」の「我が国の産業の発展や社会の情報化の進展に関心をもつようにする」要請にこたえる内容となっています。
教材を学校にご提供いたしますので、先生が講師となり授業を行うことができます。(返却は不要です)
概要
プログラム概要
1時限目
1)導入
- 「一日店長」の任命
- スーパーマーケットって?
2)展開
- 売り場クイズで一日店長の役割を確認
- グループワーク(1)
「お菓子売り場の店員からの相談」
~お客様アンケートから、売り場に置くお菓子を考える - グループワーク(2)
~情報を使って課題を解決する
2時限目
- 発表 ~いちばん売れるお菓子はどれ?
- 情報システムのしくみの解説
3)まとめ
- NRI社員からのビデオメッセージ
~システムエンジニアのお仕事解説、仕事のやりがい・大変さ
事後授業(オプション)
事後授業では、本編授業で学ぶ情報システムの「見える化」「自動化」という特徴に加え、情報システムがさまざまな分野で活用され、より便利で安心な社会を支えていることを学ぶことができます。
情報システムが活用されている事例として「教育」「福祉」「医療」「防災」といった分野を紹介しており、学習指導要領、小学校第5学年「社会」の「我が国の産業の発展や社会の情報化の進展に関心をもつようにする」要請にこたえる内容となっています。
事後授業を合わせて実施することをお勧めしております。
プログラムの進め方
- パソコンで進行用CD-ROMを流します。
- 要所要所で進行を止め、先生から補足説明したり、課題を行ったりします。
提供教材
- 運営マニュアル
- 進行用CD-ROM(パソコンでの稼働のみとなります)
- カード教材
学校で準備いただくもの
- パソコン
- プロジェクター
- スピーカー(パソコンにつなげるもの)
- 発表シート(PDFファイルのデータを学校で印刷していただきます)
- 計算用紙
募集要項
対象者 | 小学生 |
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時間 | 本編学習90分(45分×2時限)+事後授業45分(オプション) |
人数 | 1クラス(20~40人程度) |
費用 | 無料 |
お申込用紙
ダウンロード(Word版)
学習教材「便利を支える情報システムの秘密」
ファイルサイズ:15.6KB
社会環境の変化により、本プログラムを延期・中止する場合があることをご了承ください。