社内外の専門家や有識者と生成AI 時代の新たな社会を考察する、「NRI 未来創発フォーラム TECH & SOCIETY」を開催しました

『WIRED』日本版編集長 松島倫明氏(右)とNRI未来創発センター デジタル社会研究室長 森健(左)の対談
NRIはコーポレート・ステートメント「未来創発」に基づき、日本や世界の未来の姿を考える「NRI 未来創発フォーラム」を毎年開催しています。2023年度は、オンライン配信で約5,500名の方にご視聴いただきました。
今回は「生成AI時代の新たな社会」をテーマとし、長年にわたりAIと社会との関係を研究してきたNRIの専門家3 名が講演。①生成AIがもたらすのは人が持つ創造力の革命かそれともAIに隷従する道か、②生成AIの技術で拡張される社会システムは機械的か生物的か、③生成AI が人のスキルを代替し新たな知識を紡ぎ始めたとき人の仕事はどうなるのかという論題について、独自の視点から考察しました。さらに、『WIRED*』日本版編集長の松島倫明氏とNRI 森の対談では、AIが常在する新たな社会像について意見を交換。松島氏は、「真のクリエイティビティは自分が理解できないものから生まれる。生成AIを私たちが理解できる範囲の中に押し込めてしまうかどうかという態度が、まさに今後問われてくる」と語りました。
NRIはこれからも新しいテクノロジーや社会の変化を洞察し、よりよい未来社会づくりに向けて社会提言を続けてまいります。
*1993年、米国でプリントマガジンとして創刊。テクノロジーを軸に社会や文化を切りとり、あるべき未来像について発信している総合メディア
- 関連するSDGs
-