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ESG(環境・社会・ガバナンス)

Environment Social Governance

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ESG(環境・社会・ガバナンス)とは

持続可能な世界の実現のために、企業の長期的成長に重要な環境(E)・社会(S)・カバナンス(G)の3つの観点。
(読み:イーエスジー)

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取って作られた言葉です。気候変動問題や人権問題などの世界的な社会課題が顕在化している中、企業が長期的成長を目指す上で重視すべきESGの観点での配慮ができていない企業は、投資家などから企業価値毀損のリスクを抱えているとみなされます。
そのため、ESGに配慮した取り組みを行うことは、長期的な成長を支える経営基盤の強化につながると考えられています。

世界で進むESG投資

「ESG投資」とは「ESGに配慮した企業に対して投資を行うこと」です。
2018年における世界のESG投資額は3100兆円で世界の投資額の3分の1を占めています。ESGが投資で重視されるようになった背景に、国連が2006年に「責任投資原則(PRI)」を提唱したことが挙げられます。2015年には日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)もPRIに署名し、それ以降、国内においてもESG投資が進んでいます。日本におけるESG投資額は336兆円ですが、前年比45%増で伸びています。
投資に対する短期的なリターンの追求がグローバルな金融危機を引き起こした反省などから、短期的な利益追求の側面からの企業の評価方法を転換し、気候変動や世界的な労働環境の変化などのリスク対応を含めて企業の長期的な持続可能性を評価する投資が求められています。

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