CONTENTS
- サービス業への転換が求められる不動産業界
- 不動産業のCXトランスフォーメーション分類「CxX1.0」と「CxX2.0」
- CxX1.0事例
- CxX2.0事例
- CxXを実現させるための取り組み
要約
- 不動産業界は、国内市場の縮小、デジタル技術の進展、働き方改革などの環境の変化により、現在の「場」を提供・管理する事業から、その「場」から生まれる付加価値を提供するサービス業への転換が求められている。
- サービス業においては、不動産業とは異なるCX(顧客経験価値)設計・提供が重要であり、CXトランスフォーメーション(CxX)が必須となる。
- 不動産業界におけるCxXには、顧客への本質的な提供価値(場の提供)は変えずにCXのみを変える「CxX1.0」、本質的な提供価値とCXを同時に変革する「CxX2.0」がある。
- CxX1.0の事例では、消費者が従来の不動産利用・取引の中で感じてきた時間や距離の圧縮、心理的なストレスの除去、ならびに最先端技術に触れる楽しさの提供などを、デジタル技術を用いて実現している。
- CxX2.0の事例では、不動産事業者自らが不動産をデジタル化・サービス化することで、消費者や企業が、不動産の利用に新たな価値を見いだせる状態を実現している。
- CxXの実現には、机上の検討ではなくリアルの場での実証・改善活動が必須な「プロセスの理解と徹底」、検証のための「リアルの場の確保」、業界の危機を正しく認識しビジョンや方策を検討できる「CX人材の確保・育成」の3つの取り組みが重要となる。
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