知的資産創造 2022年5月号
21世紀に入り、企業・官公庁・コミュニティ・家庭など社会のあらゆる領域がこれまで経験したことのない大きな変化に直面しており、変革の時代を生き抜くための指針が強く求められています。
NRIグループの総合情報発信誌『知的資産創造』は、知的資産創造活動を展開しているプロフェッショナルが執筆した時代のニーズに応えるタイムリーな情報をお届けしています。
※組織名、職名は掲載当時のものです。
発行時期 : 毎月20日発行
誌型 : A4変形版・80~100ページ
- 当サイト上では、最新号から過去2ヶ月分までの新刊については、目次のみをご紹介しております。
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MESSAGE
読者の皆様は「自由エネルギー原理」をご存知だろうか。自由エネルギーとはもともと熱力学の概念だが、化学の分野でも使用される。一定の条件下では化学反応は自由エネルギーが減少する方向にしか進まず、やがて自由エネルギーが最小の状態すなわち平衡状態に達し安定する。この概念を脳科学に適用したのが脳神経科学者のカール・フリストン氏で、2005年に「自由エネルギー原理」を提唱した。氏は「いかなる自己組織化されたシステムでも環境内で平衡状態であり続けるためには、そのシステムの自由エネルギーを最小化しなければならない」と述べている。脳の情報処理を、知識に基づいた推論(仮説)と知覚により得られた情報(現実)を突き合わせるプロセスと捉えることにより、「脳は常に仮説と現実の予測誤差を最小化(情報論的には自由エネルギー最小化と同じ意味になる)することを目指している」ことを導き出した。
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特集 時代の転換期とDX
企業の経営層、特にCIOやCDOにとって2020年代の前半は、新型コロナとともにITやデジタルの視点でも大きな時代の転換点として記憶されるのではないだろうか。
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特集 時代の転換期とDX
- 社会課題解決に向けた投資状況と企業が取り組むべきアプローチ
- ドメイン駆動を活用したビジネス転遷へのチャレンジ事例
- ビジネス転遷のポイント
- 転遷に際してデジタル・IT部門に求められること
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特集 時代の転換期とDX
- DX時代のセキュリティリスク
- サイバー攻撃の進化を振り返る
- サプライチェーンセキュリティの動向
- セキュリティ・バイ・デザインとは何か
- 経営として取り組むセキュリティ・バイ・デザイン
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シリーズ 営業受難時代の価値共創機能
- 本シリーズの背景
- 求められる価値共創プロセス
- 本シリーズの構成について
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シリーズ 食における地球温暖化防止への挑戦
- 地球の限界と有機農業の重要性
- 有機農業に寄与するデジタル活用の仕組みと海外事例
- 食品会社による有機農業の普及促進に寄与する支援と海外事例
- オーガニック食品に対する生活者の意識と需要喚起
- 地球の限界を超えない持続的な食品づくりに向けて
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GLOBAL VIEW カンボジア
カンボジア政府は22年中に、計1.2兆リエル(約360億円)相当の国債発行を予定している。同国にとって16年ぶりの国債発行であり、国債市場の創設に向けた制度整備が進んでいる。
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- 発行時期
- 毎月20日発行
- 誌型
- A4変形版・80~100ページ
- 購読形態
- 年間予約購読制
- 年間購読代金
- 10,450円(年12回発行 送料・消費税を含む)
- 発行元
- 株式会社野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部
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