金融ITフォーカス 2018年3月号
金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
発行時期 : 毎月5日発行(原則)
誌型 : A4版・16ページ(通常)
メールマガジン『NRI金融ITイノベーション通信』をご希望の方は、以下のボタンからご登録ください。
-
不動産とITを融合した「不動産テック」の動きが活発になる中、不動産の投資型クラウドファンディングへの注目が高まっている。不動産クラウドファンディングは従来の不動産投資市場と何が違うのか。NRIと協業で不動産クラウドファンディング事業に参入することを昨年公表したケネディクスの代表取締役社長 宮島大祐氏に語っていただいた。
-
アセットマネジメント
投信業界では更なる効率化への意識が高まっている。1社では改善されにくい課題の一つが目論見書の印刷物に係る業務だ。投信会社と販売会社間での必要部数等のやりとりなど、多対多の情報交換業務に労力がかかっている。改善にむけ、関係会社皆が参加するプラットフォームが望まれる。業態を超えて共に検討する時期にきているのではないか。
-
リテールビジネス
確定拠出年金はそれを利用する人の資産運用に対する考え方に影響を与えている。確定拠出年金の利用者と運用残高の着実な拡大が予想されるなか、同制度以外の資産運用サービスにおいても、長期運用の視点が求められるようになるはずだ。
-
リテールビジネス
近年のポイントプログラムでは、ポイントの利息や運用などの擬似的な金融サービスに加えて、証券口座への振込までもが提供されるようになってきている。顧客満足と自社経済圏強化を両立させる施策として、導入が今後広まっていく可能性が高い。
-
デジタルイノベーション
優れたUI・UXや革新的な与信モデルを売りに米国においてオンライン・レンダーの融資額が急拡大している。与信モデルについては批判もあるが、外部との提携等を通じて改善する動きが見られる。更に、本業で獲得した情報を転用して融資事業を行う新しいレンダーの動きも注目を集めている。
-
2018年も、中国政府は金融リスク防止を重視している。インターネット金融・FinTech分野の取締りや改善策でも、今年は一定の成果が出ると期待される。また、個人情報保護にも注目が集まり始めた。
-
数理の窓
文章の執筆やPCの操作時に、手順を間違えて何手か前に戻りたいことがある。処理中や計算中に状態を巻戻すことができるアルゴリズムを可逆アルゴリズムと呼ぶ。例えば、データ圧縮アルゴリズムの中で完全にデータを復元できるものは、可逆と言える。
発行形式
- 発行時期
- 毎月5日発行(原則)
- 誌型
- A4版・16ページ(通常)
- 購読形態
- 販売はしておりません。当サイトよりご覧ください。
お問い合わせ先
『金融ITフォーカス』編集事務局
E-mail:focus@nri.co.jp