金融ITフォーカス 2022年2月号
金融ビジネスにおいて、制度変更への対応、経営の効率化・コスト削減に加え、付加価値の追求が常に求められております。この付加価値の源泉は、金融技術と情報技術の融合によって生まれると考えます。「金融ITフォーカス」は、そういった視点を取り入れ、金融ビジネスが大きく変化していく方向性をわかりやすく伝えます。
発行時期 : 毎月5日発行(原則)
誌型 : A4版・16ページ(通常)
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2010年代半ば以降の日本企業は、それ以前に比べて販売価格を下げることがはるかに少なくなっており、コスト転嫁をはじめとする販売価格の上昇がより直接的に物価を押し上げやすくなっている。
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金融市場
FATF第4次審査で、日本は前回同様「重点フォローアップ国」に据え置かれた。日本の課題は、AML/CFT対応の裾野の拡充・底上げだ。FATFの要求をクリアするためには、金融産業の自助努力にとどまらない幅広い領域での立法措置・体制構築が必要となる。立法府の奮起が期待される。
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バーゼル銀行監督委員会は、気候関連金融リスク管理に関する諸原則を可能な限り早く実施することを求めている。わが国においても、気候関連金融リスク管理に関する監督指針が公表される日も近いと考える。
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保険ビジネス
近年、ミニ保険と呼ばれる少額短期保険業への参入が相次いでいる。低コスト・短期間で保険商品を開発できるメリットは、エンベデッド・ファイナンス、D2C、補完型商品の3つの分野で有効である。
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デジタルイノベーション
昨今、「NFT(非代替性トークン)Non Fungible Token」の取引が急膨張しており、取引の場である「NFTマーケットプレイス(以下、NFTMP)」事業に参入する国内企業も相次いでいる。今後、各NFTMP事業者はNFTのセキュリティ上の課題に積極的に対応することが望ましい。
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保険の2030年アジェンダ
欧米保険会社は、アセットオーナーとしての立場から投融資ポートフォリオの脱炭素に向けた動きを本格化させている。日系保険会社においても時間軸を意識した戦略が求められる。
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Case Study
2021年5月、auじぶん銀行様(以下、auじぶん銀行(敬称略))において、次世代勘定系システムが稼働した。次世代勘定系システムを構成するのは、勘定系システム、インターネットバンキングシステム、ESB(Enterprise Service Bus)の3システムである。
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数理の窓
なにかのサービスにユーザー登録するときに、IDとパスワードの設定が求められる。キーボードの並びや語呂など規則性のある“平凡”なパスワードでは強度不足で拒否されてしまう。パスワードは年々長くなり、それらをすべて管理するのも大変である。それでは、強いパスワードが気軽に作れて、覚えておくにはどうしたらよいか。
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- 販売はしておりません。当サイトよりご覧ください。
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『金融ITフォーカス』編集事務局
E-mail:focus@nri.co.jp