NRI Management Review Vol.38 2017
NRIのコンサルタントは、お客様に付加価値を提供するコンサルティング活動や研究活動の中で,様々なノウハウや知恵、知識を蓄積しています。これらの蓄積は、内外での議論を積み重ねることで更にブラッシュアップされ、オピニオンとして体系化されています。
『NRI Management Review』は、年間3回、コンサルティング事業本部に所属する多種多彩なコンサルタントのオピニオン、わが国を代表する企業のトップインタビューなどを通じて、時代の一歩先を行く最新情報を発信しております。
※組織名、職名は掲載当時のものです。
発行時期 : 不定期
誌型 : A4版・約30ページ
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コンサルタントが語る
IoT市場は、2016年度の7,000億円から2022年には3兆円を超える規模になる。現時点では各社が利活用の試行錯誤を行っている段階であるが、これまでのITの各領域と同様に、IoTの領域でもソリューションやプラットフォームを提供する事業者の重要性が高まってくる。IoTの主導権をめぐっては、ボトムアップ型の米国と、トップダウン型の欧州が争っており、残念ながら日本は後塵を拝している状態である。日本企業は、独自の強みを活かしながら日本ならではのIoTサービスを進めていくことに活路を見出すべきである。
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コンサルタントが語る
人工知能(AI)の適用領域が広がり続けている。本稿では2016年時点の人工知能のビジネス適用事例と、世界の中で日本の人工知能研究の置かれた状況を解説し、日本の進むべき道について考察する。
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コンサルタントが語る
B2B領域へのロボット活用は、インダストリー分野だけでなく、サービス、インフラ・エンジニアリング、農林水産業といった分野に急速に広がっており、2022年における国内市場規模は約5200億円に達するといわれている。
しかしながら、B2Bロボット活用はあくまでも一手段であり、「どのような顧客課題を解決するべきか」を起点とし、外部パートナーとの協業を視野に入れたビジネスモデル構築が望ましい。 -
コンサルタントが語る
スポーツにおけるIT活用は、目的別に①データ分析を活用した競技レベルの向上、②競技場での視聴環境改善によるファン層の拡大、③競技や選手に関するより詳細なデータの公開によるファンのコア化があり、特に米国では積極的な投資が行われている。日本でのスポーツ発展にもIT活用が必要であり、競技レベルの向上やファンの獲得など、確固たる目的を達成するための手段として位置づけることが必要となる。
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特集インタビュー トップマネジメントが語る
コニカミノルタ株式会社 代表執行役社長 山名 昌衛 氏ユニークな戦略でデジタルカンパニーへと変容するコニカミノルタ。クラウド型とは異なる、ものづくり企業ならではのデジタル化の取組みについて、村田、青嶋が伺いました。(2016年12月19日実施、敬称略)
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- A4版・約30ページ
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