NRIパブリックマネジメントレビュー 2017年6月号
NRIは、中央省庁、地方自治体及び企業の皆様のニーズに応えて、さまざまな調査研究・コンサルティング活動を行っています。
『NRIパブリックマネジメントレビュー』は、その活動の成果や問題意識について広く皆様方に公開し、日頃の政策立案や事業展開のお役立ていただくための月刊ニュースです。
※組織名、職名は掲載当時のものです。
当サイト公開時期 : 毎月第3月曜
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デジタル、IoT、シェアリング、ビッグデータ、AI、どれも昨今キーワードとして語られるものだが、これらをまとめて表す言葉が「Software is eating the world」である。これは、初期のインターネットブラウザを開発したMarc Andreessen氏が2011年に発言したものである。少し前の言葉であるが、今、起こっていることを端的に表現している。「すべてはSoftwareがあらゆるものを飲み込んでいく途上であり、これまではその序章に過ぎなかった。本当にSoftwareが世界を飲み込んでいくのはこれからである。」と指摘している。Software Engineeringという用語がNATOで使われ始めたのは1968年であり、当時の通商産業省でSoftware産業が政策対象となったのは1970年である。産業革命に匹敵する大きな技術革新は、コンドラチェフの波と呼ばれる約50年周期のサイクルで社会を変革するといわれることを考えると、2030年前後がそのサイクルの終点であり、今後10年から20年が、Softwareが社会を変える最終段階といっても良いのかもしれない。
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【シリーズ:物流企業は第四次産業革命にどう迎え撃つべきか】
- はじめに
- 荷主のニーズ変化と革新的な技術・サービスの登場
- デジタル技術の活用における要点
- おわりに
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- 日本の産業革命の旗手として期待される宇宙産業
- 世界的にみても特異な「宇宙産業ビジョン2030」
- 新しいビジョンの核となる宇宙利用産業と衛星データ
- IT等の他産業による衛星データ・ビジネスへの参入
- 日本ではじまる宇宙ビッグデータ・ビジネス
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株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部
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