DXという言葉が叫ばれてはや数年、一部の現場のデジタル化を超えて、会社全体で経営、オペレーション、カルチャー、ビジネスモデルそのものも含めて全てを変えていくぞ、と本気になる企業が増えてきました。
しかし、大きな組織であればあるほど変革の難易度は高くなります。
組織間の壁、企業間の壁が厚く、更にはコロナ禍のリモートコミュニケーションの影響も少なからず心の距離が近づかず、その結果、結局狭い範囲での対策にとどまり、個別最適が進んでしまう事象が見られます。
皆が全体最適の視点で物事を捉え、コラボレーションしながら進めていくためには、シンプルに、平易な言葉で語り合うことで同じ認識を持てるようにする必要があります。また、むすっとせずに、笑顔でいれば相互に安心して話すことができます。
心の距離と変革成功率は比例します。
2022年は基本に帰って、シンプルに語り合いましょう。
“Be Simple, Be Smile !”
YHプロジェクト部長 相澤 晶子
プロフィール
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相澤 晶子のポートレート 相澤 晶子
経営役
産業ITイノベーション事業本部副本部長
兼 産業ソリューション事業本部副本部長2001年野村総合研究所に入社。
流通小売業のシステムエンジニアを経て、2010年より石油・化学・医療機器製造業・物流業界等に対して、事業創造・業務改革、IT戦略、ITガバナンスなどのコンサルティング業務に従事。
NRI認定ビジネスアナリスト。
※組織名、職名は現在と異なる場合があります。