NRIグループが保有・運営するデータセンターでは、使用する電力の再生可能エネルギー化と、消費電力の削減の両面からアプローチをして、ネットゼロに向けた取り組みを進めています。
具体的には、2023年3月末時点で、データセンターで使用する電力は全て再生可能エネルギーに切替えています。また、更なる消費エネルギー削減の推進、取り組みの高度化に向けて「データセンターCO2削減推進会議」を定期的に開催し、消費電力の最適化や、太陽光パネルの設置などについて検討を重ねています。NRIグループは今後もこの取り組みを高度化・推進していきます。

NRIグループは、設備面においても、従来からデータセンターの環境性能を高める取り組みを行ってきました。
例えば、2012年11月に開業した東京第一データセンターでは、サーバ機器を置くフロアと空調などの設備関連機器を置くフロアを分 離して効率的かつ柔軟性の高い空調を実現する「ダブルデッキシステム」や、冷水を蓄積して効率的な空調を実現する「冷水縦型蓄 熱槽」等、様々な省エネルギー設備が導入されています。
こうした新しいデータセンターへのシステム移行により、2016年度-2022年度で▲26.2%の温室効果ガス排出量削減を実現しています。
今後も省エネにつながる設計・設備への切り替えを継続していきます。
