NRIグループの使用電力の8割を占めるデータセンターに加えて、2030年までの100%再生可能エネルギー化に向けて、自社オフィスでの使用電力の再生可能エネルギーへの切替も進めています。
今後、2030年までにグループ使用電力の100%再生可能エネルギー化を目指していくうえでは、再生可能エネルギーの供給制約が生じず、必要な分だけ調達できることが前提となります。現在の再生可能エネルギー調達は電力会社が提供するメニューの活用が中心ですが、再生可能エネルギーが容易に調達できなくなるリスクに対応するために、より長期的・安定的な電源確保に向けて、バーチャルPPA※を含むさまざまな電源確保策の導入検討を進めていきます。

- ※ 再エネ購入手法の1種。環境価値のみを長期契約で調達するスキームで、発電事業者が需要場所から離れた場所に建設した再エネ発電設備から、環境価値のみを需要家に供給する