知的資産創造 2020年6月号
21世紀に入り、企業・官公庁・コミュニティ・家庭など社会のあらゆる領域がこれまで経験したことのない大きな変化に直面しており、変革の時代を生き抜くための指針が強く求められています。
NRIグループの総合情報発信誌『知的資産創造』は、知的資産創造活動を展開しているプロフェッショナルが執筆した時代のニーズに応えるタイムリーな情報をお届けしています。
※組織名、職名は掲載当時のものです。
発行時期 : 毎月20日発行
誌型 : A4変形版・80~100ページ
- 当サイト上では、最新号から過去2ヶ月分までの新刊については、目次のみをご紹介しております。
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MESSAGE
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療分野だけでなく、安心・安全、働き方、学び方など多方面にわたって変化が起きている。とりわけデジタル技術の利用面において顕著である。これまで一部の人や企業が利用してきたテレワーク、テレカンファレンスや遠隔教育などについて、多くの人が使わざるを得ない状況に身を置かれることとなっている。その結果、全く予期しない形ではあったが、デジタル体験・利用の促進が、日本全体で大幅に前進することとなった。
デジタルの利便性や生産性の高さ、柔軟性に対する認識が社会に広く共有されたことで、デジタル化という視点では、今回の新型コロナウイルスの流行を前向きに捉える必要がある。今回の世界的流行が終息したとしても、もはや新たな変化としてのデジタル利用が打ち捨てられることは考えにくく、その意味で今回の新型コロナウイルス流行は、デジタル化社会への歴史的な転換点でもあると思われる。 -
特集 自動車産業におけるデジタル改革
- はじめに
- MaaSとは
- MaaS事業開発の方向性と成功要件
- MaaS事業開発で自動車OEMが直面する可能性のある問題
- 地域特性の強いMaaS事業
- 海外発のMaaSプラットフォーム開発・輸入の勧め
- 総括
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特集 自動車産業におけるデジタル改革
- 車載コネクテッドサービスの現況
- 消費者調査を通じた車載コネクテッドサービスの市場性検討
- 今後のサービス開発に対する提言
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特集 自動車産業におけるデジタル改革
- 普及期に入ったコネクテッドカー・サービス
- コネクテッドサービス売上拡大に向けた論点
- サービスローンチ加速化/コスト低減に向けた論点
- コネクテッド収益化に向けた取り組みの方向性
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特集 自動車産業におけるデジタル改革
- 自動車産業がソフトウエアに注力する理由
- 巨大IT企業が開発・サービスインしたいモビリティ領域
- 先進OEMのソフトウエアの取り組み
- 自動車産業に必要なソフトウエア人材
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特集 自動車産業におけるデジタル改革
- 「インテグラル2.0」への構造変化
- 中国の自動車産業構造の特徴
- 注目すべきキープレイヤーの動向
- 外資系各社の中国キープレイヤーとの協業
- 日系メーカーへの示唆
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特集 自動車産業におけるデジタル改革
- インドの消費者におけるデジタル化の進展状況
- 自動車購入から売却までのバリューチェーンにおけるデジタル化の現在
- 自動車メーカーのさらなるバリューチェーンのデジタル化に向けて
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特集 自動車産業におけるデジタル改革
- 米国自動車OEMの「2030年問題」
- 国内構造改革とデジタル化
- デジタル領域でのパートナー連携
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シリーズ:デジタル時代のリカーリングビジネス構築
- リカーリングビジネスの難しさ
- リカーリングモデルの先進事例
- リカーリングモデル構築に当たっての困難の克服に向けて
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GLOBAL VIEW
ラオスでは中央銀行が長期債務を負っている。これらは外貨建てで、商業銀行からの定期預金や借入・保証債務、長期中銀債などを含む。準備預金や短期中銀債といった金融市場調節を目的としたものとは異なる。本稿では、ラオス中央銀行の長期債務につき整理する。
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- A4変形版・80~100ページ
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