知的資産創造 2018年7月号
21世紀に入り、企業・官公庁・コミュニティ・家庭など社会のあらゆる領域がこれまで経験したことのない大きな変化に直面しており、変革の時代を生き抜くための指針が強く求められています。
NRIグループの総合情報発信誌『知的資産創造』は、知的資産創造活動を展開しているプロフェッショナルが執筆した時代のニーズに応えるタイムリーな情報をお届けしています。
※組織名、職名は掲載当時のものです。
発行時期 : 毎月20日発行
誌型 : A4変形版・80~100ページ
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MESSAGE
これからの日本企業のマネジメントは、従来とは比較にならないくらい難しいものになるだろう。その要因を大別すると4つある。
第一に、デジタル化の影響で産業構造変化のスピードが著しく加速していることである。業界の垣根がなくなり、ある日突然、考えてもいなかった競争相手が登場するようになっている。IT業界ならこの後5年、10年で、グーグルを歯牙にもかけない新たな企業が異業種から出てくるかもしれない。
第二に、国内市場が少子高齢化の影響で成熟し、かつ慢性的な人手不足という環境下で企業活動を行わなければならないことである。
第三に、新興国台頭のスピードが非常に速いことである。競争相手としても提携相手としても市場としても、新興国を無視できない状態になっている。今時、「新興国は人件費が安い」などと日本との優劣や遅速を比較する意味はなく、すべて対等なライバルやパートナーとしての存在になってくる。
第四に、上記の理由から、従来にも増して「グローバル・オペレーション」が必須になり、そのうち「グローバルな組織」が当たり前の時代になるということである。
まとめると、これからはまさにグローバルに最適なエコシステムに則したマネジメントが必要になるのである。 -
特集 AIの「民主化」とデジタル変革
- DXの推進と、それを支えるAI
- AIに対する過剰な期待と現実解
- AIの「民主化」─従来型ITとの違い
- AI人材の裾野を広げるために
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特集 AIの「民主化」とデジタル変革
- 身近になるAI
- 環境に溶け込むAI
- デバイスに組み込まれるAI
- AIが組み込まれる社会とは
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特集 AIの「民主化」とデジタル変革
- 高まるAIへの期待と投資
- 金融分野でのAI活用事例
- 金融AIを実現する技術
- AI導入に向けた課題
- AIによって変わる金融業
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特集 AIの「民主化」とデジタル変革
- 労働力不足ゆえに人はAIと共存する
- 人とAIは役割分担する
- AI時代には多様なエキスパート人材が求められる
- 創造的な組織であるため多様性が求められる
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特集 AIの「民主化」とデジタル変革
- TRAINA開発・発展の経緯
- TRAINAの特長
- 昨今のAI事情とTRAINAの立ち位置
- TRAINAによる働き方改革ソリューション事例
- 今後の拡張・発展領域
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GLOBAL VIEW
- はじめに
- 国債市場
- 短期金融市場
- 社債市場
- まとめと展望
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NY FINANCIAL OUTLOOK
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