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オープニング ~処方箋の実践~
新型コロナウイルス三位一体ショック再興戦略研究会として、これまでご縁のあった内外で活躍する有志がNRIにリモートで毎週集って議論し、2020年5-7月に処方箋(1)~(5)を緊急提言。今回は各分野の再興・共創に向け、10-11月に行われた処方箋の実践の議論を、九州・福岡でのG7財務大臣・中央銀行総裁会議でご縁のあった公益社団法人日本青年会議所 九州地区 鹿児島ブロック協議会2019年度会長でSDGs NAVIのMC「ガマ
兄 」と、野村総合研究所 未来創発センター 主席研究員の御友重希がお届けします。 -
第1回:金融・資本市場の再構築
リーマン危機とコロナ危機のリスクマネジメントの実態について、リーマンブラザーズ破綻、その後の真相など、登壇者の体験や知見に基づき掘り下げ、内外・官民跨ぐ中長期的な視点から議論し、コロナ危機をどう金融・資本市場など再構築の機会に変えるかに迫ります。
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第2回:企業・経営戦略の再構築
コロナ危機を受けた世界と日本の企業・経営をあり方について、国の支援施策、デジタル化の可能性とスタートアップ・企業・経営戦略、新しいチャレンジをする中小企業・個人事業者の力と成長支援のあり方など、登壇者の体験や知見に基づき掘り下げ、内外・官民跨ぐ中長期的な視点から議論し、企業・経営戦略の再構築のポイントを導き出します。
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第3回:中小企業のDXがもたらす可能性
DX(デジタル変革)の定義、DXの本質(タテをヨコに)と中小企業のDXのあり方から、コロナ危機を受けて地場・中小企業のDXは加速するかまで、登壇者の体験や知見に基づき掘り下げ、内外・官民跨ぐ中長期的な視点から議論し、コロナ危機を受け、新たな成長に向けた、DXがもたらす可能性に迫ります。
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第4回:ボトムアップ型「学び方・働き方」の構築
コロナ危機を受けた「学び方・働き方」の現状と現場におけるDX(デジタル変革)のメリットやワーケーションの可能性について、コロナ含む災害に対する防災、BCP(事業継続計画)の視点を含め、登壇者の体験や知見に基づき掘り下げ、内外・官民跨ぐ中長期的な視点から議論し、個人・法人の新たな成長に向けたボトムアップ型「学び方・働き方」を構築します。
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第5回:健幸社会経済システムの再構築
先端医療研究拠点連動デジタル&リアル健幸社会経済システムについて、DX(デジタル変革)が医療基盤・人材・財政に求める戦略性から、SDGs、社会的処方、社会的共通資本、まちづくり、医療格差、遠隔医療まで、登壇者の体験や知見に基づき掘り下げ、内外・官民跨ぐ中長期的な視点から議論し、デジタル&リアルの健幸社会経済システムを再構築します。
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第6回:DXによるレジリエントな「ヒト・モノ・カネ」の流れ
コロナ含む災害リスクファイナンス、「ビジネスレジリエンス」とレジリエントDXネットワークについて、地場・中小企業やNPO等支える共通基盤、災害時・平時にデータ(情報)の持ち主の個人・法人を支え、メリットある情報「蓄積」の仕組みの具体的な姿を議論し、新たな自律分散型サプライチェーン共創と災害時・平時の「ヒト・モノ・カネ」の流れを支える新たな共通基盤を構築します。
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第7回:新三位一体成長モデルの共創
国民のデジタルケイパビリティ向上、SDGsなど目指す健幸型社会創造、新たな経済循環実現により、個々人の生活・経済・社会に新たな価値をもたらす「新三位一体成長モデル」の内外・官民共創について、宇沢弘文「社会的共通資本」、渋沢栄一「論語と算盤」、海外のSDGsを自分ごとにするデジタルの力など踏まえ、若きDX(デジタル&人口動態変革)と高齢者の底力が拓く日本の未来を描きつつ、自分ごとにできるSDGsのツボ、SDGsローカル・ビジネス指標と個人・法人「蓄積」情報xファイナンスxビジネスの未来を描きます。