熊本地震復興支援の一環として、特別授業「スポーツ×IT教室」を現地の小学校で実施

~JFAこころのプロジェクトと共同で開催~

2018年03月05日
株式会社野村総合研究所

株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:此本臣吾、以下「NRI」)は、公益財団法人日本サッカー協会(以下「JFA」)が2007年から行っている、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」※1と共同で、2月8日、熊本県上益城郡嘉島町立嘉島西小学校にて、スポーツ分野でのIT活用に関する授業「スポーツ×IT教室」を実施しました。特別授業では、復興に向け、グループワークによって協力し考えること、そして未来に夢を持つことの大切さを伝えました。

「スポーツ×IT教室」実施の背景

NRIは、2012年9月から、JFAが子どもの心身の健全な成長に寄与することを目的に実施していている、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」を支援しています※2。今回の授業は、NRIが企画した「スポーツ×IT教室」とJFAによる「夢の教室」の2部構成で実施しました。
「スポーツ×IT教室」では、子どもたちに、さまざまなスポーツの分野で導入されつつあるVR(virtual reality/仮想現実)や360度全方位映像の視聴など、最先端のITを実際に体験してもらいました。この体験は、その後、グループワークでのアイディア出しの糸口にもなっています。体験に続けて、子どもたちから身近なスポーツや生活の中で、未来のITを利用して実現したいことのアイディアを出してもらう、グループワークを中心とした授業を行いました。

「スポーツ×IT教室」で提供した最新のIT

  • (1)VR体験
    グラウンド内でサッカーをプレーする選手の目線で撮影した映像を、VRヘッドセットを用いて視聴。
  • (2)360度全方位カメラ
    360度全方位カメラを使って授業のライブ配信を行い、どのようにしてVR映像を実現しているかを体感。
  • (3)空中ディスプレイAI (エアリアルイメージング)プレート
    何もない空中に物体を映し出し、その物体を手で動かすことができる空中ディスプレイシステムを体験。
  • (4)触覚フィードバックシステム
    超音波を利用し、空中で触覚フィードバック(パネルに映し出されている物体の表面を触っているような触覚)を得ることが出来る技術を実感。

なお、今回利用した空中ディスプレイシステムは、2018年3月末に、東京都文京区にあるJFAサッカーミュージアムに設置し、来場者にも体験していただけるようになります。

  • ※1JFAこころのプロジェクト「夢の教室」:
    『JFAこころのプロジェクト』は、「スポーツを通じて子どもたちの心身の成長に寄与したい」という趣旨で、日本サッカー協会が2006年2月に立ち上げたプロジェクトです。同11月にはJFA内に「JFAこころのプロジェクト推進室」を設置し、2007年4月から本格的にスタートしました。このプロジェクトは、プロのサッカー、野球、バレーボール、陸上、水泳、モータースポーツなど、多くのアスリートたち、およびそのOB/OGや、スポーツ界以外の方々の協力を得て、彼らを「夢先生」として小学校や中学校へ派遣し、「夢の教室」と呼ばれる授業を行います。授業では、仲間と協力することの大切さや助け合うことの重要性を教えるとともに、夢先生の実体験をもとに、夢を持つことの大切さやそれに向かって努力することの大切さ、素晴らしさを子どもたちに伝えています。今回は元Jリーガーの秋葉忠宏氏が夢先生を務めました。
    「JFAこころのプロジェクト」公式サイト
    http://www.jfa.jp/social_action_programme/yumesen/
  • ※2NRIによる「こころのプロジェクト支援」の詳細は下記URLをご参照ください。
    https://www.nri.com/jp/info/2012/120905.html

ご参考

●「スポーツ×IT教室」の様子(写真)

写真1 講師による説明

写真2 空中ディスプレイ技術を体験

写真3 VR(仮想現実)を体験

●「夢の教室」の様子(写真)

写真4 ゲームの時間

写真5 トークの時間

●授業を受けた児童と教員の感想(一部)

(児童)

  • 360度見渡せるカメラでは、レンズは1個しかついていないのに360度見渡せてすごいと思いました。
  • 私が一番心に残ったのはVRです。普段経験したことがないサッカー選手の目線で見ることができたのが、すごくおもしろかったです。普段できないことがVRでできるのはとても便利だなと思いました。
  • VRでは本当はしていないけどサッカーをやっているところを見ることができて、本当にグラウンドにいるみたいでした。

(教員)

最新の技術を提示していただいたことで、子どもたちの興味・関心が高まり、意欲的に学習していました。VRについては教育の現場でも活用の可能性がたくさんあると感じました。例えば、社会科の学習で、実際に見に行くことができない工場の見学をVRで見学するなどのことができるようになればおもしろいと思いました。
野村総合研究所の技術が、教育現場でどんどん活用されるようになることを期待しています。

●「夢の教室」および「スポーツ×IT教室」概要

  • 実施日時  :2018年2月8日(木)
  • 実施校と学年:熊本県上益城郡嘉島町立嘉島西小学校5年の2クラス(計58名)

本件に関するお問い合わせ

株式会社野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部 潘、安居

TEL: 03-5877-7100

E-mail: kouhou@nri.co.jp

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