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NRI トップ ソリューション・サービス デジタルワークプレイス事業 世界への道筋を、ここからつくる

Interview #11

世界への道筋を、ここからつくる

シニアテクニカルエンジニア
DX基盤事業本部 デジタルワークプレイス事業一部
恒吉 智明Tomoaki Tsuneyoshi

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インタビューを受ける恒吉さん①
01

新しい環境で価値観が広がる毎日

入社は2017年です。2022年の4月にアメリカ、テキサス州ダラスに着任しました。
いわゆるFollow-the-Sunモデル(時差を活かし、複数の海外拠点で業務を引き継ぐことで対応時間を伸ばしてメンテナンスサービス業務などの遅延を最小限に抑える、グローバルなワークフロー、以下FTS)導入の一環として、日本における夜間の障害対応することが赴任の主な目的でしたが、今はそれに加えて幾つかのテーマを担っています。


暮らしているダラスのフリスコは、「全米の住みたい街ランキング」でNo.1に選ばれるほど快適な場所で、特に治安の悪さを感じることもなく、ほぼ毎日、車でオフィスに通っています。
日々の生活の中で日本とアメリカの価値観の違いなどを感じることがままあります。後ろからくる人のためにドアを開けて待つとか、些細なことですけれど、自分の存在をなにげない立ち居振る舞いや気配りの中で主張をしたり。そうした環境にいることで、自分も他者に対して優しく接するように心がけたり、自分という存在の意味を意識するようにもなりました。
プライベートでは現地の日本人の方々のサッカーチームに入り、そこからの縁で、アメリカ人のチームへも所属をしています。現地の人とプレイすることで英語の習得にも役に立ちますし、それにアメリカ人の気質や価値観をビビッドに感じることもできて、とても刺激的です。

インタビューを受ける恒吉さん②
02

最先端に触れ、チャレンジを続ける

せっかくアメリカにいるのだから最先端のものにいろいろと触れて、それをフィードバックしてくれよ、と上司の方に声をかけていただき、さまざまカンファレンスやIT関連企業さんとのミーティングにも積極的に参加をしています。つい先日はサンノゼにあるZoom Video Communications, Inc.本社に伺い、創業者兼最高経営責任者のエリック・ユアンさんとお話しすることもできました。なんとその日はエリックさんの誕生日。とても気さくに一緒にお祝いのケーキをいただいたりもしました。
渡米して半年くらい後にChatGTPが出てきたことも幸運でした。いろいろといじってみたりして、少しずつですが成果が出始めています。


現在の業務としては、まず、日本時間の夜間に発生した障害への対応。障害対応は入社から2年間みっちりとやりましたので、これはすぐに軌道に乗せることができました。さらに、現地のローカルメンバーでも対応できるよう体制を整えつつあります。
サービス品質が下がることは決して許されませんので、それぞれの事案の業務引き渡しなど、スムーズかつ高品質な運用ができるように工夫をしています。


次に、そうした障害対応の実績をナレッジとして蓄積して活用することをテーマとし、過去の対策事例から参考になるものをレコメンドしてくれるツールをつくりました。先日行われた当社社内の革新的な取り組み事例を共有する「生産革新フォーラム 2024」で、このツールとFTSを絡めた活動が「生産革新賞」をいただき、大変嬉しかったです。


そして、三つ目のテーマになっているのがAIに関するものです。生成AIを使って生産革新をすることを目指しています。提案のための資料作成をするツールをつくり、上司を通じて他部署の方々にも紹介させていただき、そこから得たフィードバックをもとにブラッシュアップをしています。
日本から離れた場所で、手探りで始めたこうした活動の幅が上司や仲間のおかげで広がり、社内のAI人材が横断的に活動するための組織にも参加をさせていただくようになりました。


今いる環境を活かして新しいことにもチャレンジをし、毎日の業務や仲間の業務革新にも役立てることがとにかく楽しく、やりがいを感じています。

インタビューを受ける恒吉さん③
03

品質へのこだわりは、
世界中どこにいてもNRIのベースとなるもの

入社から2年間は維持管理の仕事をやりました。夜間の障害対応は大変でしたが、それを乗り越えられたのは、その都度必死になって調べ、対応していくことで力がついてくることを実感できたからだと感じています。IT全般の知識とお客さまのビジネスに関する特有の知識。それらを両輪で会得できた経験が今の自分に生きています。それに、良いお客さまや先輩に恵まれたことも大きいですね。


2年目の途中からはプロジェクトも並行して担当させていただき、予算や関わる人数など、どんどんと規模が大きくなっていく中で、周囲から信頼を獲得していくことを実感することもできて、充実した毎日でした。
ダラスにオフィスを開くことはもちろん聞いていたのですが、まさか自分にチャンスが回ってくるとは想像していませんでした。上司から会議中に突然ダラス行きを打診され、その場で「行きます!」と即答しました。


今の目標のひとつは、現地のお客さまを獲得してアメリカでのNRIのプレゼンスを上げていくことです。NRIはデンマークのコペンハーゲンにも拠点を持っていて、アメリカとの時差は約8時間。そことつながることで、よりグローバルブランドして顧客サービスを充実させていくこともできるのではないかと夢を描いています。


拠点が増え、対応するお客さまが広がってもNRIの品質へのこだわりは守っていかなくては、と肝に銘じています。特に名文化されたりしているわけではないのですが、品質へのこだわりは、NRIのDNAですから。

キーボードの写真

使用感に絶対の自信あり。
自作のキーボード

今までいろいろなキーボードを使ったのですが、自分なりにもっと使い勝手の良いものがないか、と試行錯誤するうちにこの自作のキーボードにたどり着きました。分割タイプでキーの数も少ないんです。親指を有効に働かせることによって、効率性と快適性を上げています。親指って可動域が広いのに従来のキーボードだとスペースキーくらいしか使わないのって勿体無いじゃないですか。それにあまり器用とも言えない小指が大活躍する従来のキー配列を見直すところから始めました。しかも分割ですから、広げて使うことで肩を開いた状態で、リラックスして打鍵ができます。絶対いい!と思うのですが、みなさんあまり興味を示してくれないんですよねえ。

※内容・所属は 2024年3月現在のものです

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お問い合わせ

デジタルワークプレイス事業推進部
E-mail:dwp-inquiry@nri.co.jp